遂に12月です。
1年前はまだD論審査が終わっていなかったと思うと、
今年は新しい体験が多過ぎて物凄く長く感じています。
岩峰仲間IT(元・旭丘高)が
お古の寝袋とエアマットを譲ってくれると言ってきました。
前時代な上に最廉価の嵩張る寝袋に辟易していたので
これは願っても無い提案なのですが、
登山用品は山で使ってみないとイメージが湧きません。
という訳で、師走になりましたが
3週間振りにITと山登りすることにしました。
マイカーの醍醐味の一つは
早朝の登山口アプローチの容易さにあると思う。
首都圏中央連絡自動車道と東名高速道路で
西丹沢にやって来ました。
丹沢と言えば奥多摩に並ぶ関東の超人気山域の一つですが、
メジャーなのは大山(2022/6/19)や鍋割山(2013/4/13)など
秦野市や清川村に属する東丹沢で、
それに比べると山北町に位置する西丹沢は静かです。
とはいえ、登山口至近の西丹沢ビジターセンターは満車で
最寄りの集落まで2km引き返させられましたが。
何はともあれ、西丹沢ビジターセンターから入山です。
12月の谷筋ともなると寒くて仕方無い…
かと思いきや、入山後すぐに暑くなって半袖に。
冷え性に悩む方は今すぐ登山しましょう。
西沢を遡上していきます。
やはり人気が無い所為か丸太橋も心許無いです。
というか、ここに丸太橋要る?
夏はもっと水量が多いのでしょうか。
かと思うとこんな場面も。
こここそ丸太橋を架けるべき場面では…
稜線に出ました。
結構痩せていますね。
大した標高でも無いのでそこまで眺望はありません。
そして、山頂も眺望はありません。
畦ヶ丸山頂(標高1,292.3m)に登頂。
道中に眺望が無く、山頂も眺望が無く、
これと言った難所も無いというのに
何を目的にしてこの山に登ったのか?
山小屋です。
この畦ヶ丸避難小屋は一昨年建て替えられたばかりで
新築ピカピカの避難小屋。
避難小屋というのはその名の通り、
悪天候時や体調不良時に避難することが第一目的の小屋。
ただ、この畦ヶ丸避難小屋などは
緊急時でなくても使用して良いことになっているため、
普通に休憩場所や宿泊地としても使えるのです。
無人で運営されているため、
山用具を色々試したりするのにうってつけ。
3年振りにガス缶で山ご飯を作ったりしつつ、
ITが譲ってくれる道具の説明を受けます。
それにしても、新しくて清潔だし、
避難小屋とは思えないほど窓が大きくて開放的だし、
電波さえ良ければここでテレワークしたいくらいです。
まあ、避難小屋をそういう用途に使っては
いけないのかも知れませんが。
ついつい長居してしまいましたが、
畦ヶ丸山は何だかんだコースタイム6時間超の山なので
日が沈んでしまわない内に下山します。
西丹沢ビジターセンターに駐車出来たら
ピストンするつもりだったのですが、
駐車出来なかったので大滝峠経由の周回路を取ります。
梢の間から見えた富士山。
いつの間にあんな雪化粧を…
大滝ルートは渡渉こそ少ないものの
登山道がところどころかなり抉れており、
また違った難しさがあります。
そして、実はこちらの道中にも避難小屋が。
一軒屋避難小屋です。
登山口からコースタイム1時間20分と非常に近いので、
道具を試すだけならこちらで良いのでは?
という計画もありました。
真新しく開放的な畦ヶ丸避難小屋と比較すると
こちらは昔ながらのザ・避難小屋です。
あまり宜しくない喩えだけど、
正直網走監獄(2022/3/4)を思い出す…
とはいえ、屋根と壁と板の間さえあれば
山の中では神々しいほど有難い存在です。
また、一軒屋避難小屋は畦ヶ丸避難小屋と違って
すぐ目の前に沢が流れているので、
持参した飲み物を冷やしたり出来ます。
飲料水としての使用は緊急時でもない限りしたくありませんが…
という訳でサクッと下山。
手頃で気分転換に良い山でした。
山用具も試せたし。
神奈川県の相模原市緑区以外にドライブしに来たのは
かなり久し振りな気がするので、
海鮮を食べて帰ることにしました。
また相模湾のドライブもしたいなぁ…
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