7:52、起床。
今日の予定を何も考えていなかった…
取り敢えず、土砂降りという感じでもないので観光してみます。
上高地乗鞍スーパー林道で乗鞍高原へ。
起終点の圧倒的なネームバリューを考えると
もう少し有名になっても良さそうに思えますが、
実情としては上高地よりずっと手前の中の湯温泉止まりな上、
上高地-乗鞍間を移動するなら
国道158号を使った方が遥かに楽で早いので、
白骨温泉と乗鞍高原の短絡という
物凄くニッチな需要しか満たしていません。
それでも、その他のスーパー林道の死屍累々たる惨状を思えば
マシなのかも知れませんが…
乗鞍観光センターでバスに乗り換えます。
長野県道84号の末端区間は乗鞍エコーラインと呼ばれ、
マイカー規制が行われています。
南北アルプスはこれが不便なんだよな…
ただ、マイカー規制以前は
身の毛のよだつ大渋滞が発生していたそうなので、
寧ろ便利になったと評するべきなのかも知れません。
標高2,716mバス停に到着。
標高を前面に押し出したバス停名から
察しが付くかも知れませんが、
ここは舗装路として国内最高地点になります。
ここよりも標高の高い山を有している都道府県は
僅か6つ(静岡、山梨、長野、岐阜、富山、新潟)しかありません。
ここまで来たなら登山(というかほぼハイキング)します。
眺望は望めなさそうですが…
富士見岳(標高2,818m)に登頂。
富士以前に何も見えない。
と思っていたら、急に雲が晴れてきました。
まるで僕等が登頂するのを待っていたかのような
というのは自意識過剰ですが。
丁度権現池は青空を反射していて
空に雲が多い中一際輝いています。
気を良くしたのでもう一つ別の峰にも登ってみます。
大黒岳(標高2,771m)に登頂。
こんなお手軽な乗鞍ですが、一応日本百名山です。
乗鞍岳に刻まれた乗鞍エコーライン。
毛無峠(2017/6/3)っぽさもあるような。
ちなみに、乗鞍には国立天文台の乗鞍観測所がある為、
天文学科や物理学科の一部の人達は
ちょくちょく出張に来ています。
望遠鏡だとチリとかハワイもあるし羨ましかったな…
乗鞍のレストハウスはショボい料理しか無かったので
ちょっと下ったところにあったログハウスで昼食。
平成初期の感じがあって良き。
近くに番所大滝という滝もあったので
ついでに寄ってみました。
立派な滝ですね。
水飛沫と風圧が凄くて観瀑台が苔まみれです。
この後は松本まで戻ってレンタカーを返却し、
ブルワリーで打ち上げをしてから
ITと別れて多摩に戻りました。
ただの慰安旅行にはなってしまいましたが、
これはこれで楽しかったです。
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