豪州旅行 第5日目


7:30、起床。
今日はMelbourne(メルボルン)を漫ろ歩きです。


朝のRoyal Exhibition Building(王立展示館)。
昨夜見た通りUniversity of Melbourne(メルボルン大学)の
卒業式が行われているようで部外者が立ち入れません。
メル大め…


その代わりにメル大の物販ブースがあったので、
関係者みたいな振りをして記念品を買っておきました。


Royal Exhibition Buildingは入館出来ないので、
Melbourne Museum(メルボルン博物館)へ。


Aborigine(アボリジニ)関連の展示を目当てに来ましたが、
意外にも豪州にしては自責の念が強めです。
まあ、歴史を正確に記述すれば
自ずとそうならざるを得ないけど。


昆虫の展示も多く、特に不快害虫が充実しています。
これは虫への愛の現れなのか、憎しみの現れなのか。
ちなみに、化石ではトリケラトプス推しでした。
ティラノサウルス激推しのHouston(ヒューストン2021/9/11)とは
また一味違いますね。


博物館でオーストラリアについての理解を深めたら、
ダウンタウンを抜けてYarra River(ヤラ川)へ。


STの強い希望でやって来たのはMelbourne Park(メルボルン・パーク)、
テニス全豪オープンの会場です。


全豪オープンの会場なんて入れるの?
と思っていましたが、一般人でも予約すれば
普通にテニスをすることが出来るようです。
全豪オープンの2週間を除けばその辺の公園と同じ…でしょうか。
世界的な大会の会場にしては閑散としています。


ただ、メインのCentre Court(センターコート)は
今夜ライブがあるそうで閉じられていました。
元・テニス部のSTは終始興奮しているけど、
車オタクにとってのCircuit de la Sarthe(サルトサーキット)とか
Nürburgring(ニュルブルクリンク)みたいなものだろうか…


僕は車オタクなので、Melbourne Parkよりも
街中で見掛けたPorsche(ポルシェ)
911 GT2 RSに興奮していました。


次の目的地へ向かうべく
Exhibition St./Collins St.電停(エキシビション通り/
コリンズ通り電停)から市電に乗ります。


Southern Cross駅(サザンクロス駅)に到着。
長距離列車も発着するMelbourneの表玄関です。
その名も「南十字星駅」。
「銀河鉄道の夜」にも同名の駅が存在しますが、
恐らく関係は無いはず…


頭端式ホームは欧州っぽさがありますが、
きっちり自動改札機で仕切られています。
中南米方式?


Brisbane(ブリスベン)では見付けられなかった
長距離列車の紙の時刻表を見付けることも出来ましたが、
A4用紙に印刷された紙切れ1枚だったので止めました。
まあ、長距離列車なんて週に数本ってレベルだしな…


14:30発Frankston線(フランクストン線)
Frankston(フランクストン)行きに乗車。


14:56、Caulfield駅(コーフィールド駅)に到着。
ここはSTがどうしても行きたいと主張する
とある娯楽施設があります。
英連邦の娯楽施設と言えば…


競馬場です。
その名をCaulfield Racecourse(コーフィールド競馬場)と言い、
1859年に開設された歴史ある競馬場だとか。


中はこんな感じ。
競馬場というと馬券片手にヤジを飛ばす親父で溢れている
みたいなイメージでしたが、
想像していたより大分整然としています。
というか、歓談に耽っている人が多く
本当にレースを見てる?というような雰囲気さえあります。
社交場みたいな扱いなのでしょうか。


STに半ば強いられて初競馬に挑戦です。
出走する競走馬を見て馬券を買います。


間近で見るとお腹に響く地響きと共に馬が疾走していって
中々迫力がありますね。
ただ、一瞬で走り去ってしまうので
え?これで終わり?みたいな感情はありますが。
まあ、モータースポーツにしても
レースの展開をしっかり追いたいなら
テレビ中継を見た方が良いし、そういうものか。
3回やって最後の1回で勝ったのでトータルでは微勝しました。


STも満足したところで、そろそろ日が暮れるので次に行きます。
Hawthorn Rd.電停(ホーソーン通り電停)から
市電3a系統Melbourne University(メルボルン大学)行きに乗車。


Luna Park / The Esplanade電停(ルナパーク/ジ・エスプラナード電停)
で下車してSt. Kilda Beach(セントキルダ・ビーチ)にやって来ました。
市街地から程近いMelbourne市民憩いの場です。
ここは日没直後に野生のペンギンが見られることでも有名で、
僕等もそれを目当てにやって来た訳ですが…


残念ながらペンギンを見られる桟橋は改修工事中でした。
それでも諦め切れないアジア人観光客が
僕等を含め大勢押し掛けていましたが。


浜から見たMelbourne市街。
都会なのか田舎なのか良く分からない街だ。


結局ペンギンにはお目に掛かれないまま日没。
市電3a系統で中心街に戻ります。


大賑わいのMelbourne Central駅(メルボルン中央駅)。
長距離列車のターミナルはSouthern Cross駅ですが、
市電はこちらのMelbourne Central駅がターミナルです。


そのお隣にあるこのアヴァンギャルドな建物は
RMIT University(ロイヤルメルボルン工科大学)。
MT(元・東大理物)が再来月から働く大学です。
1887年創立とは思えぬ奇抜さ。


夕食は昨日すっかり気に入ってしまった
Chicken Parma(チキンパルマ)。
Melbourneに住めるMTが羨ましいな…

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