秩父鉄道

赤岳登山は同行者の面々にとっては
初の泊まり掛けでの山行だったので、
疲労が溜まるだろうし、翌日に有休を取って
下山後は何処かの温泉でのんびり後泊しよう、
という計画が当初はあったのですが、
月曜日に重要な会議が入ってしまった人が出たので
結局日曜日中に多摩まで帰って来てしまいました。
が、僕は大分前の段階で有休を申請してしまっていて、
今更やっぱり有休止めますとも言い辛かったので
僕は一人そのまま休むことに。
筋肉痛なので一日身体を休めます。


…と考えていましたが、
普段の平日と同じ時間に目が覚めて、
しかもお手本の様な夏空だったので、
午前中に洗濯や掃除を済ませたら
午後はドライブすることにしました。
秩父方面に向かいます。
甲府で借りたコンパクトカーと比べると何という運転の快適さ…!


ただ、ドライブと言いつつ主目的は乗り鉄です。
埼玉県で唯一未乗だった秩父鉄道を乗り潰します。
秩父は何度も来ていますが、
秩父鉄道に乗るとなると毎回この御花畑駅より西でした。


御花畑駅から15:18発秩父鉄道各停羽生行きに乗車。


秩父鉄道と言えば石灰の貨物輸送が有名。
武州原谷貨物駅は秩父太平洋セメントの工場に隣接しており、
石灰石を満載した真っ黒い貨物列車が
入れ代わり立ち代わりやって来ます。


観光地としては長瀞も有名ですが、
こちらは木々が邪魔で車内からは殆ど見えませんでした。


あと、鉄オタには有名なこれ。
「次はお前だ」という、ホラーみたいな案内です。


ネタばらしするとこう。
「小前田」を片仮名で書いていたということですね。
音声だと刺激が強過ぎるからなのか
「次はオマエダ」という案内放送は無く、
「まもなく小前田」しかありませんでした。


武川駅の先では貨物支線三ヶ尻線が分岐します。
昔はJR高崎線まで通じていましたが、
一昨年末端区間が廃止されて盲腸線と化しました。
というか、それで全線廃止にならなかったということは
意外にもJR線への接続はオマケでしかなかったのか。


秩父や長瀞に観光で行きたい人は
十中八九西武鉄道で御花畑駅まで来るか、
JR上越新幹線で熊谷駅まで来るので、
観光資源の無い熊谷-羽生は部外者からすると謎の区間です。
しかし、地元利用は逆に増えてきたので、
鉄道としては寧ろこちらの方が健全な区間なのかも知れません。


16:58、羽生駅に到着。
これで埼玉県、そして関東地方の鉄道は完全乗車しました!


これで関東ではドライブに専念出来るようになりました。
まあ、首都圏だと貨物支線とかを走る臨時列車が
ちょくちょく設定されたりするので、
オタク的にはそういうのも網羅するべきなのでしょうが。

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