(無題)

今年は名鉄河和線が開業90周年。
そんなわけで、今日は終点の河和駅でちょっとしたイベントがあります。
100周年ではなく何故か90周年で、
しかも、90年前の開業日は今日ではなく4/1。
そもそも、河和駅まで全通したのは86年前なんだから、
イベントをするなら90年前の終点の成岩駅では。
色々と突っ込みどころの多いイベントです。


とか何とかぶつくさ言いつつも、
地元中の地元の河和線の数少ないイベントですし、
何より曲がりなりにも特別編成の
イベント列車が走ると言うので、
撮り鉄しに来てみました。
撮影地らしい撮影地の無い河和線で
精一杯河和線らしい風景はと考えて、
武豊町の田んぼに来てみました。
同じ発想の撮り鉄が既に集まっています。
踏切から列車を狙うようです。


幾ら車両がメインのイベント列車とはいえ、
車両だけで画角を一杯にしたら
最早河和線である意味無くない?
と思って、一人引きで撮った図。
まあ、こういう水田地帯も
名鉄の任意の路線にありそうですが…


武豊火力発電所をバックに。
これは河和線特有かも知れませんね。


折り返し待ちの列車を撮るべく
河和駅にも来てみました。
…で、何処が特別なの?
と非地元民は思うかも知れないので解説すると、
この青い車両(名鉄2000系)は
中部国際空港に通じる常滑線を走る車両で、
普段河和線にやって来ることはありません。
関西や関東の方に例えて言うなら、
ラピートが南海本線の和歌山市駅まで来たり、
スカイライナーが京成本線を走る感じでしょうか。


あと、2000系の後ろに9500系という
この赤い車両が連結しているのもレアです。
名鉄は普段からこれに近い異種連結をしているので、
それを知る人からすると
そこまででもないかも知れませんが。
車掌さんや周りの人々が口を揃えて言っていた、
最も「普段は見られない」という光景は…


間違いなくこの大混雑の河和駅でしょう。
90周年という微妙な区切りで、
記念式典があるわけでもないのに…
これでも、記念列車系のイベントにしては
空いている方だったりするのでしょうか。
僕は何だかんだでこういうイベントは基本地元のものにしか
参加しないタイプなので他を良く知りません。


90周年記念切符も売っていて、
事前に名鉄からは
「売れ残り分は名駅に持っていって在庫処分します」
という案内があったので、
やっぱり90周年とかいう中途半端な年数だと
記念切符もそんなに売れないだろうし遅くても余裕でしょ、
とか高を括っていましたが、
速攻で売り切れていました。
名鉄河和線って案外人気あるのかな…?
10年後の100周年の時は心して掛からないと…

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