最近頻繁にお茶を飲むようになったからか、
早くも抹茶を全て消費してしまった…
というわけで、今日は抹茶の買い出しに行きます。
大府ICで伊勢湾岸自動車道に乗り、
四日市JCTで新名神高速道路に移り、
草津JCTで名神高速道路に移り、
瀬田東JCTで京滋バイパスに移り、宇治東ICへ。
やって来たのは日本一有名な抹茶の里、宇治です。
約3年振りですね。
年末の京都というと凄く混んでいそうな印象ですが、
こんなご時世だからかかなり空いています。
犬連れでも余裕です。
本場の宇治抹茶。
愛犬も飲みたそうにしていますが、
流石に抹茶を飲ませるわけにはいきません。
さて、宇治と言えば抹茶だけではなくて
平等院も忘れてはいけません。
愛犬がいるので中には入れないでしょうか、
せめて外からその姿を拝んでおきます。
と思ったら、建物内以外は犬連れでも大丈夫だと言われたので
愛犬と一緒に入ってみました。
10円玉にも描かれている平等院鳳凰堂。
実物は初めて見ました。
阿字池に反射して上下左右対称になっています。
ところで、阿字池が言うほど阿の字の形に見えないのだけど…
愛犬と平等院鳳凰堂。
こんな写真が撮れるのも今だからこそですね。
しかし、 鳳翔館(宝物殿)など
屋内には犬は立ち入れないので、
その間は代わり番こで留守番です。
平等院の宝物殿には現代の作品も収められているんですね。
10円玉について理解を深められた後は
宇治川に沿ってお散歩です。
まだ紅葉が残っていますね。
川の中洲では鵜が飼われていました。
宇治でも鵜飼をやるそうですね。
愛知県民としては長良川のイメージしかないけど。
宇治川を渡って宇治上神社にも来てみました。
世界文化遺産だそうです。
あまりにも古過ぎていつ創建されたか謎なんだとか。
流石は京都ですね。
境内には宇治七名水の一つだという桐原水があります。
七名水と言いつつ、最早この一つしか残っていないとか。
今の時期だと外気温よりも温かいです。
歩き回ってお腹が空いたので昼食。
宇治らしく抹茶と、京都らしく鴨を合わせて
茶蕎麦の鴨南蛮です。
鴨が美味し過ぎて正直抹茶がおまけでしかない。
さて、全国的には勿論「宇治茶」として
その名が轟いているわけですが、
実は京都府に於ける最大のお茶の産地は宇治市ではありません。
というわけで、今度は最大の産地を目指して南東の山奥へ。
平等院より奥へ行くとあっと言う間にこんな景色です。
宇治って京都盆地の縁ギリギリの位置なんだな…
一つ山を越えると現れるこの盆地にある宇治田原町も
宇治茶の主要な産地の一つではありますが、
それでも最大の産地ではありません。
更に細くなった道を南東へ走ります。
京都市からの最短経路だから
これでもある程度主要な府道のはずだけど…
こんな山奥にも茶畑がありました。
手入れも収穫も一苦労ですね。
峠を越えたら九十九折りで下っていきます。
こんな道でマイクロバスが反対から来たりするので
京都の道はエキサイティングですね。
そんなこんなで辿り着きました!
宇治茶最大の産地である和束町です。
京都府の果てに位置するこの山奥で
斜面という斜面が全て茶畑になっています。
ただ、百歩譲って宇治川の支流である
田原川が流れている宇治田原町はともかく、
完全に分水嶺を越えて木津川の水系にあるこの和束町だと、
わざわざ宇治市に持っていくのは大変なのでは…
それでもやはり宇治茶のブランドは
捨てがたいということでしょうか。
この後は更に山を越えてあの信楽を通り、
信楽ICから新名神高速道路に乗って帰りました。
抹茶も買い込んで宇治を満喫した一日だった。
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