(無題)

自宅待機130日目。
大学の、それも特に東大の研究室に
学生として在籍する最大の利点と言えば、
自分の専門と関連の無いようなものを含めて
幅広い分野の授業を自由に受けられることでしょう。
というわけで、今日から集中講義です。
テーマは科学コミュニケーションなので
専門と全く無関係というわけでもありませんが。

今日は(主に日米の)科学技術政策の歴史についてでした。
米国企業が日本企業よりも博士卒の人材を珍重すると
院生の間では良く話題に上がりますが、
実はその理由の一つが、
米国は昔から科学技術研究が
主に国の予算によって成されてきており、
尚且つ国が企業の研究機関に対する予算配分を決定する際に
博士卒人材の人数を一指標として使っているから、
なのだそうです。
助成金目当てで障害者を雇うみたいな話だな…
いや、それが理由の全てではないんだろうけど。

コメント