自宅待機59日目。
どうやら南関東も緊急事態宣言が解除されそうですね。
県を跨ぐ移動が全面解禁されない限りは
僕にとってあまり意味がありませんが。
今日の散歩は南知多の海へ
行くつもりだったのですが、
古布ICで降りたら岩屋寺という
何やら面白そうなお寺を見付けてしまったので、
立ち寄ってみました。
全体的になだらかな知多半島らしからぬ雰囲気ですね。
どちらかというと紀伊半島を彷彿とさせます。
この地を訪れた弘法大師もそう思ったのか、
ここは尾張高野山宗の総本山となっています。
弘法大師が護摩修法を行ったとされる奥之院。
厳かな雰囲気に包まれています。
愛犬もいることだし、早めに戻るか…
と思ったら、何やら面白そうな道を発見してしまいました。
大師ヶ岳参道?
そんな山なんてあったっけ?
そもそも知多半島に岳と称される代物があること自体初耳だけど。
かなり分岐があるわりには道標がほぼ無く、
剰えGoogleマップには道が一切載っていないので
どちらに大師ヶ岳があるのか全く分かりません。
しかし、何故か愛犬は自信満々なのでついていきます。
あ、これが大師ヶ岳か!
心成しかドヤ顔の愛犬。
巨大な弘法大師の像が建てられています。
大師ヶ岳山頂からの眺め。
微かに伊勢湾と集落が見えます。
あれが元々目指していた場所です。
駐車場に戻ります。
来た道はかなりの遠回りをしている上に
あまり手入れされていない感じだったので、
帰りはお地蔵様を頼りに最短経路を辿ります。
生還。
入口がパイロンで封鎖されていた…
改めて、当初の目的地であった山海にやって来ました。
大師ヶ岳山頂から見えていたあの集落です。
海水浴場が有名ですが、
海の家が1回1,000円とかいう
法外な駐車料金を請求してくるので、
集落の西端にある荒熊神社に参拝します。
海岸段丘上に拝殿が建てられている為、
段丘崖に設けられた参道は眺望抜群です。
モンテカルロみたいな参道ですね。
これ、舗装される以前はどうなっていたのだろう…
拝殿に到着。
おお、想像以上の眺め!
その名の通り山と海の織り成す絶景ですね。
この鳥居の方角からするに、
伊勢湾の対岸にある伊勢神宮の遥拝所として建立されたのでしょうか。
折角なので山海海水浴場も行っておきます。
久し振りの砂浜にテンションの上がった(?)愛犬達。
サンダルを持ってくれば良かった。
近くにあるつぶて浦にも来てみました。
神々が伊勢神宮から力比べで投げた石が
残っているとされる浜です。
鳥居の後ろにある岩がそれですね。
そんなことされたら知多半島としては良い迷惑ですが。
予想していたよりもずっと景色が良くて
実に気分爽快な南知多の史跡巡りでした。
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