南太平洋旅行第9日目。
南半球の島国とお別れです。
6:55、起床。
朝食を済ませて空港へと向かいます。
島一周道路が閉鎖されていますね。
Nauru国際空港(ナウル国際空港)に
飛行機が夜間停泊する場合は、
一晩中閉鎖されるということなのでしょうか。
ただ、現行ダイヤで機体がNauruに夜間停泊するのは
木曜と土曜の夜だけです。
本拠地とは一体。
Nauru国際空港の待合室。
保育園を彷彿とさせるファンシーさです。
一応、申し訳程度の土産物屋もありますが、
閉店していて申し訳になっていませんでした。
7:25発(10:00発)ON1便に搭乗。
さらば、ナウルよ!
そして、さらば南半球の島々よ…!
南太平洋の島国に慣れた身にとっては
信じ難い大都会が見えてきました。
(以降、オーストラリア東部時間UTC+10.0h)
12:49、Brisbane国際空港(ブリスベン国際空港)に到着。
南太平洋の大陸国、オーストラリア連邦です!
実は初めてのオーストラリア大陸。
ユーラシア、南米、アフリカ、北米と来て
これにて五大陸を制覇したことになります。
入国審査の時にナウルで観光していたと言ったら、
「ナウルなんて何も無かったデショ?
事前に調べて行かなかったんデスカ?(原文ママ)」
と訝しまれました。
オーストラリアの入国審査は煽り耐性が問われます。
International Airport駅(国際空港駅)から
13:38発Gold Coast線(ゴールドコースト線)
Varsity Lakes(ヴァーシティ・レイクス)行きに乗車。
鉄道なんていつ以来だろう…
駅名標の字体がやけにポップです。
Roma Street駅(ローマ・ストリート駅)に到着。
Brisbane(ブリスベン)の中心部にやって来ました。
空港でも思ったけど、
都市の規模に対して人通りが少な過ぎないか…?
Houston(ヒューストン)も似た感じだったので、
超車社会だとこうなるのでしょうか。
ここは車の数も然程多いわけではないけど。
まずは宿にチェックインして、
大きな荷物を置いたら市内観光に繰り出します。
Brisbane River(ブリスベン川)沿いのCBD。
目も眩むような摩天楼群です。
橋を渡ってCBDにやって来ました。
やはり人が少ない…
歩行者天国のようなところは賑わっていました。
何やらパフォーマーが居ます。
百貨店もあったので本屋で時刻表でも買おうと思ったのですが、
店内を隈無く探しても見当たりません。
店員の人に訊いてみると、
「それならトラインスタイションに行かないと無いね」
何処だ、それは…?
…あっ、“train station”か!
オーストラリア英語では「エイ」の発音が
「アイ」になるという都市伝説は聞いていましたが、
本当にそうやって発音するんですね…
回送で謝るバス。
日本だけじゃなかったのか…
この辺り、ゴミなどは殆ど無く綺麗なのですが、
浮浪者がそこかしこに寝転んでいたり、
デパートの前で変なガキが
「今おいらの自転車触ったよね?」
と因縁を付けてきたり、
そうしたらそれを見ていたヒッピーみたいな輩が
「てめぇ、俺のシマで何してやがる!」
とそのガキに喰ってかかったり、
謎の治安の悪さがあります。
なまじ街並みは綺麗で治安も悪そうに見えないだけに
外観で治安を判断出来ないという怖さがあります。
Brisbane Central駅(ブリスベン中央駅)。
嘗てのBrisbaneの玄関口です。
今ではあまりその役目を果たしていませんが…
ここで長距離列車の時刻表を貰おうと思ったのですが、
そんなものは無いとあしらわれてしまいました。
哀しきかな。
今度はBrisbaneの定番観光地だという
City Botanic Garden(市立植物園)に来てみました。
CBDのど真ん中に市民の憩いの場として広大な植物園があります。
植物園という言葉から想像していたよりも
大分生い茂っていますね。
オーストラリア北部の熱帯雨林地帯を再現しているのでしょうか。
City Botanic Gardenから再び川を渡ります。
Street’s Beach(ストリーツ・ビーチ)。
Brisbane River沿いに造られた人工の砂浜です。
多くの市民が休日を楽しんでいます。
何故かネパール寺院まであります。
色々とごちゃ混ぜだな…
Brisbaneを代表するスポット、Brisbane看板。
思ったよりも近付けなくて、
背景のビル群をちゃんと画角に収めようとすると
背後にある木の梢が入ってしまいます。
さて、街を歩き回ってお腹が空いてきたので、
そろそろ夕食にしたいと思います。
Cultural Centreバス停(文化センター バス停)から
18:18発300番バスToombul Interchange
(トゥーンブル・インターチェンジ)行きに乗車。
Kingsford Smith Drバス停(キングスフォード・スミスDrバス停)から歩いて
人気のステーキ屋にやって来ました。
オーストラリアと言って思い浮かんだ食事が
ステーキしかなかったので…
勿論、赤身勝負のオージービーフです。
Houstonで食べたステーキよりも更に肉々しいです。
一番小さいサイズでしたが、
これでもかなり食べ応えがありました。
夕食後は歩行者皆無の道を急ぎ足で
Bowen Hills駅(ボウウェン・ヒルズ駅)まで歩き、
電車に乗ってRoma Street駅まで戻りました。
脚注
※「回送で謝るバス」
日本では平成12年に神姫バスが始めたのが最初と言われている。
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