ドイツ出張第12日目。
6:15、起床。
今日はいよいよドイツを離れる日です。
守衛さんに入館証を返却してバス停へ。
Groß Flottbeker Straßeバス停
(グロス・フロットベーカー通りバス停)から
7:33発186番バスS Othmarschen(Sオトマルシェン)行きに乗車。
Othmarschen駅(オトマルシェン駅)で
7:44発SバーンS1系統Flughafen/Poppenbüttel
(空港/ポッペンビュッテル)行きに乗り換え。
空港行きとPoppenbüttelとかいう謎の行き先の列車が
連結されてやって来ました。
どうやら、空港1つ手前のOhlsdorf駅
(オールスドルフ駅)で切り離されるようです。
よりによって不慣れな旅行者の多い空港行きの列車で
わざわざそんな運行をしなくても…
と思ったけど、日本でも京急とかがやってるか。
大きな荷物を担いでいるドイツ人が多い車両なら
きっと空港に向かってくれるだろうと乗り込みましたが、
良く考えたらこの列車はHamburg Haupt駅
(ハンブルク中央駅)も経由するので、
そこで長距離列車に乗り換える人かもしれないと気付きました。
まあ、流石に切り離しの際に案内があるか…
Hamburg国際空港(ハンブルク国際空港)に到着。
前3両が空港行きでした。
Brahms(ブラームス)の故郷だからということなのか、
第2ターミナルにはグランドピアノが置かれていました。
Hamburg(ハンブルク)ならやはりSteinway(スタインウェイ)…
ではなくてヤマハでした。
9:45発LX1051便に搭乗。
フライドポテトの国ドイツと暫しお別れです。
この便が着くのもまた割とフライドポテトの国ですが。
川沿いにもくもくと煙を上げる原子力発電所が見えます。
Kernkraftwerk Beznau(ベツナウ原子力発電所)という名前で、
1969年稼働で世界最古の原子力発電所です。
アルプスの山々に囲まれたこの国は燃料輸送の困難さから
火力発電が殆ど行われておらず、
国の電源の実に約95%を水力と原子力で賄っています。
このお国は…
11:14、Zürich国際空港(チューリッヒ国際空港)に到着。
山と鉄道の聖地スイス連邦です。
この快晴だしできることなら観光したかった…
しかし、全く時間的余裕が無いので断念。
Hamburg発の便が遅延して乗り継げなくなって
翌日に振り返られたりしないかと密かに期待していましたが、
憎らしいほど定刻通り到着してしまいました。
取り敢えず、土産物屋でマグネットだけでも買いましたが、
流石は物価高の代名詞スイス。
ドイツなら€3.6だったマグネットが€8.9もしました。
観光できなかったのは残念だけど、
できたらできたで懐に致命的ダメージを負っていたな…
制限区域内でスイスナイフを売っているけど、
ここで買って機内に持ち込んでも大丈夫なんだろうか。
余裕を持って出発ゲートに到着。
何となくFacebookを見てみたら、KS(理物)が
「そろそろチューリッヒ空港から日本に飛びます!」
と投稿しているではありませんか。
まさかと思って連絡してみたら、何と全く同じ便でした。
何という偶然。
世界は狭いですね。
流石に席は離れていましたが。
13:00発LX160便に搭乗。
さらば、欧州よ!
VHSかというくらい糞画質のモニターで草生える。
隣の席は背もたれが壊れていました。
某SASといい、欧州の裕福な国家のフラッグキャリアは
どうしてこう機材がボロボロなんだ。
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