ドイツ出張第2日目。
今日こそドイツ入りします。
7:24、起床。
身支度を整えて出発します。
夜よりは朝の方が幾分活気がありますね。
昨日Brussel-Centraal駅(ブリュッセル中央駅)で訊いた話では
Aachen(アーヘン)に行く列車は10時台とのことだったので、
駅に向かいがてらちょっとBrussel(ブリュッセル)観光します。
Beurs van Brussel(ブリュッセル証券取引所)。
1801年にNapoléon(ナポレオン)の命で設立された
非常に長い歴史を有する証券取引所です。
2000年にAmsterdam(アムステルダム)、Paris(パリ)の証券取引所と統合して
多国籍企業のEuronext(ユーロネクスト)となったことで、
この歴史的な建物はお役御免となってしまいましたが。
Grote Markt。
日本ではフランス語読みのGrand-Place
(グランプラス)として知られています。
世界文化遺産にも登録されている広場です。
そして、ベルギーと言えばやはりWafel(ワッフル)でしょう。
日本でお馴染みの円形でモチモチのWafelは
東部のLiège(リエージュ)式のものらしく、
Brussel式はこのように長方形でサクサクしています。
朝からカロリーの塊を食べてしまったぜ。
石畳の路地を歩いていると、
何やら観光客の集まっている一角がありました。
世界三大がっかりとして呼び声高い
Manneken Pis(小便小僧)です!
残り2つはSingapore(シンガポール)のMerlion(マーライオン)と
København(コペンハーゲン)のDen Lille Havfrue(人魚像)なので
これにて世界三大がっかり制覇です。
ていうか小さいな!
祖谷にあった小便小僧の方が大きいくらいです。
これは世界三大がっかりの中でもトップクラスでしょう。
何故この像が世界的に有名になってしまったのだろう…
何やかんやでBrussel-Zuid駅(ブリュッセル南駅)に到着。
国際列車が発着するのは大体この駅です。
Brussel-Centraal駅より大分大きいように見えますが、
良く良く見ると2階より上はホテルです。
とは言え、長距離列車が引っ切り無しに発着するとあって
構内は中々賑わっています。
神宮前駅くらいでしょうか。
ジャーマンシェパードを引き連れた警官も居り、
駅というよりは小さめの国際空港にも近い雰囲気があります。
列車も、フランスへ向かうThalys(タリス)や
イギリスへ向かうEurostar(ユーロスター)など国際色豊かです。
ドイツへ向かうのはこのICE。
10:25発ICE Köln Hbf/Frankfurt Hbf
(ケルン中央/フランクフルト中央)行きに乗車。
定刻より21分遅れで出発しました。
Brusselを出るとすぐに牧草地帯になります。
やはりモルドヴァと似ているような。
どうしてかたやモルドヴァは欧州最貧国なのに
ベルギーは欧州で最も豊かな国の一つなのか。
別に長くはないですがリアル国境のトンネルです。
このトンネルと抜けると、いよいよドイツ連邦共和国です!
11:59、Aachen Haupt駅(アーヘン中央駅)に到着。
結局23分遅れでした。
誰だ、ドイツ人は時間に正確とか言ったのは。
既に学会は始まってしまっているので、
駅前の宿に荷物を置いて急いで会場へと向かいます。
Brusselは歴史を感じさせる街並みでしたが、
ここAachenはそれに比べると近代的です。
とは言え、欧州特有の石畳などは健在ですが。
ちなみに、Aachenのシンボルはこの大聖堂だそうです。
街路樹がある所為でこちらからだと良く見えませんが。
丁度昼休みでお昼を食べに外に出てきていた人達と出くわしたので、
そのまま通りのお店に入って昼食。
ドイツ名物Schnitzel(シュニッツェル)です。
圧倒的野菜不足。
絵面が茶色過ぎる。
ビタミンの補給源がレモンしかない…
でもってお肉が滅茶苦茶硬い。
イギリスほどではないですが、
正直なところ中々の酷さです。
Brusselと比べると値段は遥かに安いけど…
そんなこんなで会場のRWTH Aachen(アーヘン工科大学)に到着。
僕は昨日大慌てで印刷したポスターを使って
ポスター発表をしました。
レセプションとポスターセッションを合体させるという珍しい形式。
ほろ酔い気分でやってきた人達に頑張って説明していました。
皆声が大きくなっているので声を貼り上げなければならなくて辛い。
ボイストレーニングしなければ…
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