横山研はUTAP、RESCEUの一員として
週3回のarXivセミナーや木曜セミナーを行う為、
発表の8割くらいは初期宇宙論とほぼ関係の無い
z3の話を聞くことになってしまいます。
それはそれで見識を広めるという点に於いて、
樫山さんのようなオールラウンダーを生む為に
大きな意味のあることなのでしょうが、
目前の研究に役立てるという点では中々厳しいものがあります。
ということで、ポスドクの山田さんと
助教の関口さんが中心となって
横山研だけのarXivセミナーも行うことになりました。
今日はその初回。
専門分野が細分化され過ぎていて
横山研オンリーのセミナーでさえ相互理解困難な点があるな…
いや、単に僕が不勉強なだけかも知れませんが。
夕方は久々のボルダリングゼミ。
かなり間が空いてしまったので大分鈍ってしまいました。
4級が登れなくなっている…
脚注
※「z3」
zは赤方偏移と呼ばれる量であり、天文学では宇宙の時代や距離を表すのに使われる。
z+1=10なら「宇宙の大きさが今の10分の1しかなかった時代」という意味になる。
現在見付かっている最も遠い天体がz≒11、光で見える限界がz≒103、
初期宇宙論ではほぼ使わないが、敢えて換算するとz=1020とかになる。
cf. 天文学辞典 » 赤方偏移
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