ポーランド出張第2日目。
今日からいよいよお目当ての国際学会、
Beyond General Relativity, Beyond Cosmological Standard Model
(BEYOND19)が始まります。
6:56、起床。
全く時差ボケが生じていません。
モルドヴァはポーランドより1時間進んでいるから、
寧ろ時差ボケした方が健康的になるけど…
大学のゲストハウスなのに物理学科のキャンパスまで
徒歩とバスで40分というとんでもない遠さなので、
すぐに出発します。
東大のゲストハウスが北松戸にあるようなものだぞ…
何だろう、このそこはかとない柏感は。
いや、ここまで来るとつくばレベルだろうか。
Reykjavik(レイキャヴィーク)も思い出されますね。
Wyścigiバス停(ヴィシチギ バス停)から
7:38発136番バスMłynów(ムウィノフ)行きに乗車。
月曜の通勤時間帯なので混んでいるかと思いましたが、
それほどでもありませんでした。
Banacha-Szpitalバス停(バナッハ=シュピタル バス停)に到着。
ここが大学の最寄りバス停です。
Uniwersytet Warszawski(ワルシャワ大学)。
これぞUniwersytet Warszawski!
というのがどういう風景なのかは分かりませんが。
そして、こちらがWydział Fizyki(物理学科)です。
東大よりずっと長い歴史を持つ割には
えらく真新しい建物ばかりだな…
というわけで、BEYOND19開始です。
今日は相転移などについての話が多めでした。
ド・ジッター時空での真空崩壊の話とかは
次の研究で使えそう。
コーヒーブレークや昼食は割と豪華なビュッフェで、
議論も大いに弾みました。
学会後は皆で大学の近所の食堂へ。
ここまでWarszawa(ワルシャワ)では
英語が通じなくて困ったことなどなかったのですが、
この食堂は全くと言って良いほど通じませんでした。
chickenが分からないってロシア並みでは。
夕食の席では宇宙論について…
ではなく、地理や歴史について熱い議論が交わされました。
流石欧州の人は地理と歴史が大好きですね。
今日ほど旅行遍歴が役立った日はありません。
人生何が何処で役立つか分かりませんね。
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