(無題)

随分自動車の運転とはご無沙汰だな…
ということで、今日はP会の後輩を誘って
銚子までドライブすることにしました。

護国寺ICから首都高速5号池袋線に乗り、
竹橋JCTで首都高速都心環状線に移り、
江戸橋JCTで首都高速6号向島線に移り、
箱崎JCTで首都高速9号深川線に移り、
辰巳JCTで首都高速湾岸線に移り、
高谷JCTで東関東自動車道へ。
相変わらず首都高はテンポが早い…
潮来ICで東関東自動車道を降りて下道を走ります。


やって来たのは関東最東端の地、犬吠埼です。
これまで2度自転車で来ていますが、
どちらも日没後だったので、
明るい時間帯に来るのはこれが初めてです。
こんな場所だったのか…


海岸に降りるのも初めて。
この地層は約1.2億年前の白亜紀に出来たもので、
国指定天然記念物にもなっています。


そして、登るのも初めて。
犬吠埼灯台は登れる灯台なのです。
だからこそ来たという面が大いにありますが。
犬吠埼灯台のスタンプゲットです。


犬吠埼灯台の上から見た景色。
外房らしいすらっとした海岸線です。
この天気なのに風が強いですね…


130km以上運転してもうお腹が空いたので昼食。
深海魚アブラボウズの丼です。
身体の実に40%が脂肪という全身トロのような魚で、
伊豆大島近海などで獲れたものが銚子漁港に水揚げされます。
名前の通り脂が乗っていて中々美味です。
ただ、あまりに脂が多過ぎるので
食べ過ぎるとお腹を下すそうですが。


お次はGoogleマップでルート検索したら
県道上の意味不明な地点に案内されて、
しかもその道が交差点も何も無い一本道だったものだから
5kmも先まで飛ばされて漸く戻ってきたこの海岸です。
岸壁が横一文字に延びているのが分かりますか?


ここは屏風ヶ浦。
その名の通り、屏風の如き岸壁が10kmにも渡って連なる地形です。
イギリスのドーバー海峡にも似た地形があるそうで、
「東洋のドーバー」と呼ばれることもある…とか。
ドーバー海峡も「西洋の銚子」とか呼ばれたりするんだろうか。


(自称)世界一ちっちゃな水族館だという
銚子海洋研究所もありました。
メインは水族館ではなくて
イルカ・クジラウォッチングのようですね。
残念ながら時間の都合上ウォッチングは出来ませんが。


さて、銚子と言えば魚だけではなく醤油も有名です。
ということで、数ある醤油工場の中で
ヤマサ醤油の工場に来てみました。
ここには展示館があり、自由に見学することが出来ます。


日本に現存するものとしては
最も古いというディーゼル機関車が静態保存されていました。
嘗て醤油を銚子駅まで輸送するのに使われていたとか。


展示館の中では煎餅を焼いて
好きな醤油を付けて実食出来たりもします。
一口に醤油と言っても色々種類があって面白いですね。


ヤマサ醤油が出すものとしては最高級品に位置するのが
赤黒い色と芳醇な香りのソヤノワール。
基本的には工場での限定販売の商品で、
ソヤノワールをかけたソフトクリームがあったので買ってみました。
ソフトクリームの甘さにも隠されてしまわない
実に濃厚な香りと味わいです。
ついお土産に買ってしまいました。


最後は帰り道にあった香取神宮へ。
ここも自転車で来た時
時間が無くて素通りしてしまった場所です。


行き先は全部任せると言われたので、
千葉県最東部にあった心残りを一気に解消出来た日曜日でした。

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