(無題)

メラネシア旅行第6日目。
Tanna(タンナ島)を発ちます。


5:47、起床。
何という健康的な生活。
日の出を拝もうと思ったのですが、
残念ながら水平線には雲が垂れ込めていました。


朝食を済ませて空港まで送ってもらいます。


White Grass空港(ホワイト・グラス空港)に到着。
相変わらず小さな空港です。


しかし、とても小さいながら土産物屋も喫茶店もあります。
残念ながらマグネットは売っていませんでしたが…
ボランティアで店番をしていた
オーストラリア人のお姉さんは日本語ペラペラでした。
大学で日本語を学び、新潟に3年間住んでいたとか。
どういう人生を歩んでいるのだろう…


「制限区域内」は素足禁止だそうです。
バヌアツらしい注意書きですね。
子供達は普通に素足で入っていましたが。


チェックインは飛行機が着いてから
と言われましたが、着く前に開始。
航空券はまさかの手書きです。
そして、やはり超過料金は取られないという。
まあ、今度は直行便だし機材が大きいのかな?
でも、それにしては待っている乗客が少ないような…?


子供達が窓に釘付けになっています。
飛行機が到着したのかな?


出発予定時刻25分前に飛行機が到着。
えっ、行きより小さくない!?
8人乗りのブリテン・ノーマンBN-2アイランダー、
セスナ機に毛の生えたレベルです。
日本ではもうほぼお目に掛かれません。


手回し式ポンプでドラム缶から給油。
腕が疲れるのか交代で回しています。
出発予定時刻が過ぎても気にしない。


9:35発NF241便に搭乗。
乗客の内訳は日本人3人、中国人3人、韓国人2人という
まさかの東アジア勢オンリーでした。
これだけ小さいと流石に自由席とはいかないのか
機長が体格を見て席を割り振ります。
でも、量った体重はやっぱり使わないのか…


タラップどころか直乗りです。
ピックアップトラックくらいの高さしかありません。


中はこの狭さ。
副操縦士無しのワンマン運転です。
空のローカル線ですね。


20分遅れで出発。
実はこの便、2週間前に時刻表が9:30発から
9:35発に変更になったとメールが来たのですが、
5分の変更が有意になるほどの定時性はあるのでしょうか…


さらば、Tannaよ…!
世界の果ての素晴らしい島だった…


アイランダーに気密性なんて概念は存在しないので、
巡航高度は300mちょっとです。


雨雲に突っ込んだら雨漏りしてきました。
流石に気密性無さ過ぎでは。
あまり何も考えずにこの便を予約していましたが、
これだとほんのちょっとの荒天でたちまち欠航しそうですね。


10:52、Bauerfield国際空港(バウアフィールド国際空港)に到着。
Nouméa(ヌメア)から来た時は
何てショボい空港だと思っていましたが、
今になって見ると大空港に見えます。
迎えの車でホテルに向かい、
荷物を置いたらEfate(エファテ島)巡りに出ます。


まずやって来たのはTurtle Bay(タートル湾)。
お腹が空いたので昼食を食べます。


昼食を終えたら本題へ。
石で仕切られた生け簀に行くと…


ウミガメが何匹も泳いでいます。
ここはその名の通り、
ウミガメに餌やりを出来る湾なのです。


餌はパパイヤ。
噛み付かれそうでちょっと怖い。
ウミガメと一緒に泳ぐことも出来ます。
ちょっと水が濁っているので僕は遠慮しましたが。


サメの生け簀もありました。
ここは流石に一緒に泳ぐことは出来ません。
一緒に泳いだらそれがそのまま餌やり体験になりますね。


続いてはRarru Rentapao(レンタパオ川)。
ここでは川遊びが楽しめます。


…中々の急流ですね。
しかも足が付かない深さ。
更には川底や岸の岩が物凄く刺々しているので、
うっかり素手で触ろうものなら怪我するというワイルドさです。
この緊張感がバヌアツの川遊びか。


最後はBlue Lagoon(ブルーラグーン)。
Efate東部にある入江です。
ターコイズブルーの色が実に美しい。
Rarru Rentapaoと違って流れは一切無い穏やかな天然プールです。


岸にはこのような巨木が幾つも生えているので、
幹を登って水面の上に行き…


このように飛び込んだりして遊べます。
地元の子供達と一緒に楽しみました。
川でも海でも泳いですっかりふやけてしまった…
これもまたバヌアツらしい一日ですね。

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