メラネシア旅行第2日目。
Nouméa(ヌメア)を観光します。
8:30、起床。
まだ眠いですが頑張って起きます。
朝食を済ませて海岸へ。
人生初の南太平洋!
綺麗な海です。
ただ、水は思ったより冷たいです。
何やら騒がしいので何かと思ったら
トライアスロンの大会をやっていました。
日の丸も掲揚されているけど、
日本人選手が出場しているんだろうか。
ニューカレドニアは直行便のある先進国が
ニュージーランド、オーストラリア、
それに日本の3ヶ国しかないので、
街中にもかなり日本語表記があります。
トライアスロン大会の脇から出ている
ボートタクシーに乗り込んで離島を目指します。
ほんの数分でÎle aux Canards(カナール島)に到着。
Anse Vata(アンスバタ)の目の前にある無人島です。
ビーチリゾートに来たので勿論泳ぎます。
持参してきたシュノーケルを装着していざ入水。
水の透明度は正直そこまででもないのですが、
水族館の水槽の中に飛び込んだかのような驚くべき魚の種類と密度です。
ネコザメやウミガメもいました。
まさかウミガメと泳げるとは。
たっぷり1時間半、ヘトヘトになるまで泳ぎました。
本土に戻ったらタクシーを捕まえて、
今度は中心街を挟んで反対側の
Baie de Magenta(マジェンタ湾)へ。
やって来たのはCentre Culturel Tjibaou(チバウ文化センター)。
ニューカレドニアの先住民族Kanak(カナック)の
伝統文化を紹介する施設です。
先住民族の名前がQaanaaq(カーナーク)に似ているけど、
まさか何か繋がりがあったりするのかな?
Kanakという呼び名は現地語ではなく、
ハワイ語で「人々」を意味する“Kanaka”を
フランス人達がオセアニアの現地人を(侮蔑的に)呼ぶのに使い、
それがそのまま定着したそうです。
まずは資料館の周りにある庭園を見てみます。
ニューカレドニアの植物が色々植えられています。
どうやら、ニューカレドニアに伝わる
神話を表した庭園になっているようです。
Téâ Kanaké(テアカナケ)という神の誕生を描いているようですが…
日本語解説もあるのに
詩的過ぎて内容が今一つ理解しきれないのは
僕の読解力の問題なのでしょうか。
これ、現地人から聞いた話を直訳したのかな…
この池も何か神話の一場面を表しているのでしょうか。
庭園からBaie de Magentaに突き出した
謎の遊歩道もありましたが、
ただマングローブ林があるだけでした。
これも神話の一場面…?
ニューカレドニアの伝統的な家屋。
合掌造りも吃驚の背の高さです。
でもってこの高さなのに平屋建て。
いや、形状的に「平」屋と呼んで良いのか分かりませんが。
高温多湿のニューカレドニアで
暑さを凌ぐ為この構造になっているそうです。
でも、世界の他の高温多湿の地域で
こんな家屋は見たことがないような…
お次は資料館の中へ。
この資料館も目を惹く奇抜な形をしており、
関西国際空港の旅客ターミナルビルも手掛けた
Renzo Piano(レンツォ・ピアノ)による設計だそうです。
ただ、周りの森の所為で地上からはその全貌が良く見えませんが…
ある意味ではそれも自然と調和する
Kanakの在り方を表現しているのでしょうか。
これはトーテムポール?
トーテムポールと言えばネイティブアメリカンの文化ですが、
ニューカレドニアの人々とも繋がりがあるのでしょうか。
玄関の柱として使い、
魔除けのような働きがあったそうです。
思ったよりKanak関連の展示は多くなく、
何故か現代芸術の展示に多くのスペースが使われていました。
閉館時間となったのでセンターを後にし、
夕陽を見に行こうと思います。
やって来たのはOuen Toro(ウアントロの丘)。
太平洋戦争中にオーストラリア軍が設置した砲台が残る
Nouméa最南端の岬です。
ここなら日没も綺麗に見えるだろう
と思ったら、砲台を隠す為なのか何なのか
西側は雑木林に阻まれて良く見えません。
仕方が無いので登って来た道を急いで駆け降ります。
何とか間に合いました。
砲台の一段下からは綺麗に夕陽が見えます。
大勢の人が芝生で寛いでいました。
ちょっと欧州っぽい雰囲気。
まあ、フランス領ですからね。
そのまま海岸まで徒歩で下りて
夕食を摂るレストランを探します。
オーシャンビューのレストランは数多くあるのですが、
開店時間が遅いのか、予約で埋まっているのか、
どうも入れそうなところが見付かりません。
結局、Anse Vataまで戻って来ました。
お皿に鎮座する石のように見えるものは
見た目通り石で…
その上でお肉を焼いて食べる
ニューカレドニア式(?)焼肉です。
ニューカレドニア産のお肉や海鮮も頂けて
リゾート地のAnse Vataにしてはお手頃価格。
実に良いお店です。
だからなのか、店内には他にも日本人観光客が何組も居ました。
お店の人からすると
何故今年はこんなに日本人が多いのかと
不思議がっているのでしょうか。
10連休万歳。
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