今日は駒場祭大演奏会本番です。
一応ギリギリメインメンバーとして認識され得る
修士課程最後の駒場祭で、
まさかのP会公式演奏会で初の大トリ。
大トリはメジャーで弾き映えする
曲選の人がなる印象だったので、
ドマイナー曲ならなる訳ないだろう、
というか、そもそも僕の技巧レベルでは
曲選以前の問題で大トリにはならないだろうと
高を括っていたら、
国際学会翌日の大トリだから
プログラム発表直後から胃痛に苛まれていました。
僕の前の演奏者はこれまで様々な場面で
共にマイナー曲を広めてきたMDで、
運命めいたものを感じたりもしますが、
超ガチ勢のMDの後に弾くのは緊張しかありません。
ブラボーとか叫んでる人も居るし、
明らかにこれで終演の流れじゃないか…
蛇足感が凄かったのですが、
逆に言えばMDの演奏を聞いていれば
P会なんてこのレベルか、とは思われないので
思い切って弾く事にしました。
曲目はパデレフスキ作曲 前奏曲とフーガOp.23。
全曲を通して弾くと軽く30分を超してしまうので、
主題、第1,3,9,10,13,14,20変奏の抜粋。
揚州でベヒシュタインを借りて練習した成果は…
割とあったような気がします。
完全とは程遠い出来ではありましたが、
揚州のクソ調律ピアノでどうにか音をだそうと苦労したお蔭か、
音質については評判が良かったです。
ブーイングとかも起きていないという事で、
拍手が鳴り止まない内にさっと壇上に戻ってアンコール。
アンコールでは非クラシック曲を!
と思っていたのと、
一昨年の駒場祭で失敗していつかリベンジしたい!
という思いが重なって、
あきやまうに作曲 東方緋想天を弾きました。
いやー、楽しい演奏会だった!
これからもピアノは続けていきたいです。
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