日本物理学会2018年度秋季大会第2日目。
自分の発表はもう終わったので気楽です。
今日は午前中に相対論の分科会があるのでそれに参加。
初っ端が「アインシュタインは間違っている!」
とかいう激ヤバ爺さんで、その後の講演まで
この人も実はヤバい主張をしているんじゃないか…
という気になってしまいました。
いや、誰の主張であろうと
常に批判的に聞くのが正しい姿勢ではあるのですが。
取り敢えず、相対論の分科会で
特殊相対論を出してくる人は100%ヤバい人ですね。
さて、物理学会で忘れかけていますが、
世間的には今日から三連休です。
その所為で松本市内の宿泊費は暴騰し、
ビジネスホテルのシングルが1泊1.5万円超えという信じがたい状況。
とてもではないですが予算内には抑えられないので、
自分と近い分野の分科会は都合良く粗方終わった事もあり
ここで切り上げる事にします。
バスに乗って松本駅へ。
12:42発JR篠ノ井線普通小淵沢行きに乗車。
塩尻駅で13:08発JR中央本線普通中津川行きに乗り換え。
三連休だし、松本まで来ているし、
ついでに帰省しようと思います。
中央東線は3週連続ですが、
中央西線は実に5年振りです。
高速バスという手も考えましたが、
鈍行列車と大して所要時間が変わらなかったので却下。
13:32、奈良井駅に到着。
折角なのでちょっと途中下車します。
あの371系電車が使われた臨時列車、
中津川トレインの終着駅にもなっていた駅です。
ここは中山道の宿場町として栄えた場所。
奈良井宿の町並みは今でも保存されています。
こんな山奥にこれだけ立派な宿場町があったんですね。
中高年で賑わっているものと思いきや
今時の大学生集団やカップルが闊歩しています。
何はともあれお腹が空いたので遅い昼食。
100年前のレシピに基づいているという
ライスカレーを頂きました。
現代のカレーに比べて辛味が少なく、
相当煮込んであるのか具がほろほろになって
殆ど原形を留めずに溶けています。
カレーと言われると若干違和感がありますが、
これはこれで美味しいです。
喫茶店の裏手には機関車が静態保存されていました。
嘗ては奈良井駅から木曽森林鉄道黒川線が延びており、
昭和初期に栄華を極めた木曽地域の林業の一端を担っていました。
奈良井宿の端まで来ました。
高札場があります。
昔は法を整備してもそれを民衆に周知させる事は容易ではなく、
こうして宿場町に法令を書いた板を掲げておく事で
普及を図っていました。
高札場の先は峠越え。
中央分水嶺である鳥居峠です。
ちょっと気にはなりましたが、
峠越えするほどの時間は無いのでここで引き返します。
奈良井駅から15:19発JR中央本線普通中津川行きに乗車。
中津川駅で16:55発JR中央本線快速名古屋行きに乗り換え、
金山駅で18:24発名鉄犬山線急行新鵜沼行きに乗り換え、
18:39に西春駅に到着しました。
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