ゴールデンウィーク後半が始まりました。
今回の帰省は法事が主な目的なので実家で大人しく…
と思わなかった訳でもないのですが、
丁度成岩中同期のHKとKYから
ドライブに行かないかという誘いが来たので、
予定も無いし出掛ける事にしました。
本来は8時出発の予定だったのですが、
KYが寝坊して9時前の出発に。
本当に社会人だよな…?
衣浦トンネルで三河に渡り、
国道23号で東へと向かいます。
まずは最初の目的地だという静岡県のご当地ファミレスへ。
実は2年前のゴールデンウィークに
自転車で半田まで帰省する際に静岡市で立ち寄ったのですが、
KYが甚く気に入っているらしく
愛知県に最も近い湖西市の店舗にやってきました。
同じ考えの人が大勢居るのか、
静岡県なのに駐車場は愛知県ナンバーばかりです。
そして、整理券を取るとその待ち時間は…
140分!?
まだ11時前なのに!?
ある意味丁度良い時刻かも知れないけど…
愛知県民が流入し過ぎでは。
ちなみに、関東民が流入する御殿場インター店は
300分以上とかいう待ち時間になっていました。
それは最早静岡市とかの店舗へ行った方が早いのでは。
300分ではないにしても
140分もお店でひたすら待つのはキツいし、
そもそも駐車場が一杯で車を停めておける場所が無いので
周辺の何処かで時間を潰します。
湖西市というと…弁天島とかあったな。
行ってみるか。
…あれ?
弁天島ってこんなにショボかったっけ?
前回自転車で2日間もかけて漸く辿り着いたところを
今回は車で3時間足らずというお手軽さだからそう感じるのかな?
一応参拝はしておきます。
この弁天島海浜公園、
驚きなのが駐車場が有料で410円も取られるという事。
本来はバーベキューとか潮干狩りとかする場所なんだろうか…
しかし、海岸沿いに立てられていた
浜名湖周辺の観光地図で気になる場所を見付けたので、
その情報料だと思って泣く泣く駐車料を支払います。
やってきたのはうなぎパイファクトリー。
その名の通り、うなぎパイの製造工程を見学出来る
…のではないかと踏んで来てみました。
見られました。
今は亡きみどり牛乳の工場見学を思い出すな…
見学料は無料で、しかもお土産にうなぎパイをくれました。
弁天島海浜公園との差よ。
何だかんだ楽しんでいたら、
いつの間にかあれだけ長かった待ち時間が殆ど過ぎていて
大急ぎでお店へ走る破目に。
最後は僕とKYが車から飛び降りてダッシュしました。
何とか間に合った…
お目当てのハンバーグです。
走った後の肉は美味しい。
連日あまりに混むからか店長らしき人は
目の下の隈が凄かったです。
腹拵えが済んだら浜名湖沿いに三ヶ日まで北上し、
そこから更に静岡県道308号で愛知県へと進みます。
三ヶ日らしく山肌にミカン畑が拓かれていて壮観です。
その内にガードレールも無くなって
険道の様相を呈してきました。
ほんの数日前に納車されたばかりだという車を運転するKYは
傍目に見ても分かるほど緊張
…していませんでした。
えらく余裕だな。
瓶割峠を越えて愛知県へ。
峠の頂上には錆び付いた採石場がありました。
奥三河は愛知県民からしても謎の地域だな…
第二の目的地である湯谷温泉に到着。
KYは温泉巡りにもハマっているそうです。
ゴールデンウィークだというのに全く混雑していません。
下界の事など何処吹く風といった様子です。
良いですねぇ。
とは言え、ある程度の観光客は見掛けるので
湯谷温泉基準で言ったら十分混雑しているのかも知れませんが。
温泉スタンドもありました。
100L100円だそうです。
どうやって100Lも持ち帰るのでしょうか。
車道ではなく散策路で温泉に向かいます。
新緑が綺麗です。
これはJR飯田線!
そう言えば湯谷温泉駅ってあったな。
撮り鉄したくなったところですが、
実はこの数分前に列車の通過する音が聞こえたので、
次の列車まで2人を待たせる訳にも行かず諦めました。
轟音を立てて流れる宇連川。
朝まで降っていた雨の影響なのでしょうか。
木造駅舎が渋い湯谷温泉駅。
飯田線で来たらより感動するだろうな…
川沿いにある温泉宿に来ました。
古民家のような落ち着いた雰囲気です。
天井から伸びた竹筒から源泉が滴り落ちています。
良いお湯です。
川辺にある露天風呂も最高に気持ち良いです。
小1時間浸かっていたらいつの間にか貸切状態になっていました。
ここに泊まって秘境駅巡りしたいなぁ…
温泉から上がったら日本で2番目に美味しいという五平餅を…
食べる筈だったのですが、
残念ながら売り切れていました。
湯谷温泉とはいえゴールデンウィークか…
時間があるのでさっき歩いた遊歩道を
もう少し奥まで歩いてみます。
秋は紅葉が綺麗そうだな…
赤い吊り橋の袂に何やら怪しげな道を見付けました。
これは何とも男心を擽られる!
あまり擽られていない様子の2人を説得して
進んでみる事にしました。
増水した沢を頼りないコンクリートの板で渡ります。
対岸の露天風呂が見えてしまいそうだな…
コンクリートが中途半端な位置で途切れていたので
ジャンプで渡渉します。
僕が躊躇う事なくいの一番に飛び越えたら
後ろの2人がドン引きしている感触を覚えましたが、
それは多分気の所為です。
しかし、渡り終えたところで
遂に2人が痺れを切らして踵を返してしまったのでここで引き返す事に。
この後はやはり下道で半田まで帰りました。
久々に中学の友達と思い切り遊べて本当に楽しかったです。
実に良い連休である。
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