(無題)

中米旅行第10日目。
のんびりリゾートを満喫します。

6:52、起床。
実は今日は何も予定がありません。
潮風を浴びながらのんびり朝食を食べ、
のんびり出掛けます。


流石に丸一日予定皆無で過ごせるほど
リゾート順応型の人間ではないので、
適当なツアー会社で午後からの半日ツアーに参加します。
土属性のISは乗り気ではありませんでしたが、
ここまで来て海に大して入らず帰るのは
愚の極みとしか言いようがないので、
シュノーケリングツアーに申し込みました。


午前中はのんびり島を散策。
まだ南側は一切見ていないので行ってみます。
これ、見たところ墓地のようだけど
幾ら小島とはいえこんなに死者が少ないんだろうか…
近くには
「この島には墓地はあるけど病院は無いよ
安全運転しよう!」
という看板が立っていました。


幾つもの桟橋が延びる浜辺を歩きます。
絵面を見ると綺麗にも見えますが、
打ち寄せられた海藻が腐って
腐卵臭にも似たキツい磯臭さを放っています。


Caye Caulker空港(キーカーカー空港)。
地球の歩き方に拠れば飛行機でも
Caye Caulker(キーカーカー)に来られる
と書いてありましたが、
どう見ても飛行機が発着出来る状態にはありません。
ハリケーンか何かで被災して
現在復旧工事中…なのでしょうか。


空港の裏手を抜けて更に南へと進みます。
この辺りはマングローブと熱帯雨林が
かなり良く残っています。
空港の南は手付かずの状態なのでしょうか。


…と思ったのですが、
何とまさかの売り家がありました。
2つの干潟、取り放題のヤシの実、
釣り放題の魚、それに電気・水道が無料で
お値段1区画10万ドルから。
南の島の別荘を手に入れるチャンスですよ!


そして、ここからはSouth Pointe(南地点)。
環境に優しい住居のみが許される動物の聖地…だそうです。


ちょくちょくイグアナも見掛けます。
この島の生態系の頂点に君臨するのは
このイグアナなのでしょうか。


最南端を目指して更に歩を進めると
“DEAD END”(行き止まり)の文字が。
いや、僕等は諦めない!
最南端に辿り着くまでは!


…これは確かにどん詰まりですね。
人が気軽に立ち入れる場所としては
この辺りがCaye Caulkerの最南端のようです。
特に見所は無いので戻って昼食を食べ、
午後のツアーに備えて宿で一休みします。


14時前になったらツアー会社に赴き桟橋へ。
僕等を含めて6人でシュノーケリングをするようです。


モーターボートに乗っていざ出発。
沖合のシュノーケリング地点に向かいます。
まずは手始めに普通の珊瑚礁地帯。
ベリーズは人口が中米諸国の中で最も少なく、
海洋汚染も進んでいないので透明度が段違いです。
40分程存分に泳いだら次の地点へ。


向かったのはサメやエイが群居する地点。
サメはまあ大人しい種類もいると知ってるけど、
エイって刺されたら結構ヤバかった気が…
無毒な種類もいるのかな…?
それとも、船上から眺めるだけ?
なんて事はなく、容赦なく海に叩き込まれました。
エイを踏んづけないようビクビクしていましたが、
野生のサメやエイと戯れるというのは一生物の経験ですね。
半日ツアーでは行けませんが、
Caye Caulkerにはマナティと泳げる場所もあるそうです。

サメ・エイとの遊泳の後は
Coral Garden(コーラル・ガーデン)と呼ばれる場所で
珊瑚礁の合間を縫って熱帯魚を観察。
防水カメラを持っていないので写真はありません。
始めはシュノーケリングを嫌がっていたISでしたが、
最終的にはノリノリになっていました。


今度はThe Split(ザ・スプリット)を通って島の西側へ。
一昨日夕陽を眺めた桟橋のところにやってきました。
あの時は女の子が魚に餌
と見せ掛けて葉っぱを投げていましたが、
今回は僕等が餌を与えるようです。


指に小魚を挟んで水面で揺らすと…


この通り。
一瞬で掻っ攫われます。
指まで齧られないか心配でしたが、
前歯が無いのか意外にも安全でした。
のんびりした南の島では
魚介類まで優しくなるのでしょうか。


魚に餌をやっていたら、
いつの間にかペリカンまで来ていました。


最後のスポットはペリカンビーチ。
大勢のペリカンが羽を休めています。


浅瀬の海藻の中にはタツノオトシゴもいました。
タツノオトシゴってこんな波打ち際にいるものなのか。


ペリカンビーチの後は桟橋に戻り、お開きとなりました。
いやー、ベリーズの海を満喫出来て最高の一日だった…


ベリーズ最後の晩餐はココナッツカレー。
これがもう美味しいのなんの。
正直言ってインドカレーよりよっぽど美味しい。
いやぁ、ベリーズも良いなぁ…
今夜も健康的に21時で寝ました。

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