今日はもう夏の暑さ。
下宿で勉強していると汗がノートに滴る…
サイクリングしようかとも思いましたが、
ALPS用の論文を読まねばなりません。
うーん、でも土日両日勉強だけなんてなぁ…
という事で、雲が少し切れてきた15時から
気分転換に大回り乗車でもしてみる事にしました。
経路だけ決めて、時刻表は調べずに行ってみます。
ぶらり大回り乗車の旅、的な?
まずは地下鉄千代田線でスタートの西日暮里駅に向かい、
14:57発(約15分遅れ)JR山手線外回りに乗車。
さて、ここからまずは南を目指すけど、
どの路線を使うのが一番速いのかな…
上野駅で15:20発JR上野東京ライン普通沼津行きに乗り換え。
多分、上野東京ラインが最速だろうと推測してみました。
上野東京ラインに乗るのは久し振りだな…
川崎駅で15:45発JR南武線各停稲城長沼行きに乗り換え。
写真を撮る暇も無いくらいピッタリの乗り換えでした。
尻手駅で15:53発JR南武線各停浜川崎行きに乗り換え。
都内の通勤通学路線ばかり乗っているのでは
時刻表を見ようが見まいが大して変わらないので、
敢えて本数の少ない路線を混ぜてみたのですが、
この上無くスムーズな乗り継ぎです。
まるで狙ったかのような。
昼の南武線南武支線は1時間に
1~2本しか列車が無いんだけどな…
ちょっと期待外れ?
16:01、浜川崎駅に到着。
打ち捨てられた機関車が良い味を出しています。
鉄オタらしき人も結構居ますね。
この浜川崎駅はJR同士では珍しい改札外乗り換えの駅。
乗り継ぎで時間が空くのなら、
ちょっとその辺を散歩出来たりするかなー。
と思ったのですが、これまた驚くほどの良接続。
浜川崎駅で16:04発JR鶴見線普通鶴見行きに乗り換え。
この接続の良さ、流石はJR東日本と言うべきか…
某JR北海道ならそんな意図が無くても、大幹線でも
乗り継ぎで1、2時間は優に待たされるというのに。
懐かしの鶴見線。
分かれていく大川支線や海芝浦支線を
指を咥えて見送ります。
海芝浦駅の駅前公園で勉強というのも
ちょっと考えましたが、
今回の真の目的は鶴見線ではないので…
相変わらず緑化に励んでいる鶴見線。
心が安らぎますね。
ただ、休日の鶴見線なんて貸切状態だろうと踏んでいたら、
安善駅でかなりの人が乗ってきました。
鶴見駅で16:19発JR京浜東北線各停大船行きに乗り換え。
これまた息も吐かせぬ乗り換えです。
東神奈川駅で16:28発JR横浜線快速八王子行きに乗り換え。
始めは写真に写っている
向かい側ホームの各停橋本行きに乗るつもりでしたが、
跨線橋を渡った3番線から1時間に3本しかない
快速列車が先発すると聞いたので、
急いで飛び乗りました。
そう、今回の最大の目的は一応この横浜線です。
数学甲子園の帰りに鶴見線に寄って、
その流れで新横浜駅へ行く際に使って、
うとうとしてしまったので何故か近くに居た外国人に
丁度停まっていた駅が新横浜駅なのか尋ねて、
Yesと答えられたので降りたら実は手前の菊名駅で、
結局乗る筈だった新幹線を逃して
名古屋まで自由席で1時間立つ羽目になったという
思い出深い(?)路線です。
しかし、正直見所の無い路線なので
新横浜-橋本は未乗のまま残されていたのです。
やっぱり見所が無いので、ずっと論文を読んでいましたが。
古淵-淵野辺間で緊急停車して少し焦りましたが、
何事も無く再発車していました。
八王子駅で17:21発JR中央本線快速東京行きに乗り換え。
緊急停車して3分遅れた影響で
八高線の列車は目の前で発車してしまったので、
取り敢えず中央本線に乗ります。
立川駅で17:37発JR南武線各停川崎行きに乗り換え。
またまたピッタリ過ぎる乗り換え。
写真に写っているホリデー快速富士山に
乗り換えてみようかとも思いましたが、
立川から乗ったところで
立ちっ放しになるのは目に見えているし、
もう一つちょっとした目的があるので南武線に乗ります。
懐かしの多摩川を渡ります。
一度くらい仙川を再訪してみようかな…
とか考えつつ、建て前上は本目的である論文を読みます。
武蔵小杉駅に到着。
住みたい街ランキング上位の常連で
ホームからも見えるタワーマンションが林立しています。
そんなに住みたいかな…
さて、ここにはもう一つのちょっとした目的があります。
この案内標識、何か気付く事はありませんか?
そう、横須賀線ホームまで何と465mもあります。
おおよそ日暮里-西日暮里くらいの距離ですね。
違う会社の路線だったり、
二十何番線まであったりするのならまだしも、
この武蔵小杉駅に乗り入れるJR線は南武線と横須賀線だけ。
何なら東急東横線の方が遥かに近い。
日本一遠い乗り換えの一つとさえ噂されるほどです。
何故こんな事になっているのかというと、
この横須賀線(正確には東海道本線の品鶴支線)は
東海道本線と横須賀線の列車を別の線路に捌く、
所謂「SM分離」の為に元々貨物線だった路線を
後から旅客化したもので、
元々接続するなんて思っていなかったところに
無理矢理乗り換え駅を設けたからなのです。
余りに連絡通路が長いので動くスロープ×2があったり…
「武蔵小杉駅オリジナルかるた」なんてものが
通路にずらっと掲示されていたりします。
頭文字は「えがおあふれるむさしこすぎえき」×2です。
長過ぎて尺余りして取り敢えず×2になるんですね。
18:33発JR横須賀線普通上総一ノ宮行きに乗り換え。
夕陽に照らされる多摩川を渡って東京に戻ります。
このまま上総一ノ宮まで行ってしまいたい。
しかし、品川まで到達した時点で大回り乗車失敗です。
18:52発JR湘南新宿ライン普通宇都宮行きに乗り換え。
すれすれで品川を避けます。
このまま宇都宮まで(ry
池袋駅で19:17発JR山手線外回りに乗り換え、
19:26、田端駅に到着。
運賃は大都市近郊区間の規定に従って133円でした。
山手線の中で一番しょぼいと称される田端駅南口。
親しみが持てて良いと思う。
ここは本郷台地の端にあたり、
南口は線路より一段高い台地の上にあるので
列車の音が余り聞こえずに閑静な雰囲気です。
紫陽花が咲く路地を歩いてお隣西日暮里駅へ。
日暮里ほどではないにしても田端も相当近いです。
身近な例で言うと知多半田-住吉町くらい。
なので、運賃をケチって歩き、
西日暮里からは地下鉄千代田線に乗って北千住へ。
北千住着は19:46でした。
5時間ちょっとの小旅行ではありますが、
随分気分がすっきりしました。
この調子でじめじめした梅雨やら、
ALPSの申請やら、期末レポートやらを乗り越えていこう!
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