今日のロシア語初級では対格が登場しました。
主格、前置格、生格、与格に次いで5つ目の格です。
この時点で、格変化が大変だと二外で名高い
ドイツ語を超えましたね。
対格はドイツ語で言うところの4格で直接目的語を表し、
ドイツ語の4格と全く同じように
場所を表す前置詞вやна
(ドイツ語のin、aufに近い)の後ろに置かれると、
そこに向かった移動を表します。
ドイツ語とのまさかの一致。
ただ、位置を表す場合は3格(間接目的語)に
対応しそうな与格ではなく、
前置格とかいうオリジナル格を使いますが。
あと、この対格、性・数に応じた変化に加えて
男性名詞と複数名詞については
その名詞が生物(活動体)かそうでない(不活動体)かで
形が変わってくるという鬼仕様。
変化が多過ぎる。
冷戦に勝っていたのがソ連だったら、
今頃これが世界共通語だったかも知れないのか…
アメリカさんありがとう(?)
でも、英語はすぐローカライズされるのに
ロシア語は旧ソ連のどんなド田舎に行っても
そこそこちゃんとしたロシア語を使っている
(ように僕には見える)のは不思議な事だ…
難し過ぎて逆にきちんと覚えようとするのでしょうか。
(無題)

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