今日はALPSに提出する研究テーマの話し合いがありました。
ALPSは正式名称を「フォトンサイエンス・
リーディング大学院」と言い、
その名の通り光科学を志す修士学生に対して
東大の博士課程に進む事を条件に支給される奨学金の事。
その為、研究テーマは何かしらの形で
「光」に関係していなければなりません。
素直に連想されるものと言えば、
チェレンコフ光による宇宙線観測や
レーザーを用いた物性実験なんかがありそうですが、
当然の如く弊研究室では
そんな現実味のある事はやっていないのでありまして、
助教さんやD2の先輩も巻き込んで話し合った結果、
インフレーション後の宇宙の再加熱が良いんじゃない?
という話に。
一言で言えば、宇宙で最初の光がどう生まれたか、
光あれという事です。
究極のフォトンサイエンス…?
で、いきなりスカラー場の
確率論的揺らぎについての論文を2篇貰って
月曜日までに読んで来いと言われてしまいました。
いや、流石に明々後日はキツくないですかね…
助教さんと先輩の助け舟のお蔭で
式を全て追う事はせずに流れさえ掴めば良い
という事になりましたが、
横山さんのあの様子だと
恐らくは式も含めてガチで読ませようとしていた感が…
いや、まあ内容は普通に面白そうなのですが、
もうちょっとゆっくり読みたいよねぇ…
横山さんと会う度に話のネタが生じるこの状況を脱したい。
日記のネタには困りませんが。
(無題)

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