(無題)

カフカス旅行第8日目。
アルメニア最終日です。

7:28、起床。
朝早く出発してもやる事が無いので
チェックアウトの時間までのんびりします。


11時にタクシーを呼んで出発。
Yerevan(エレバン)にはもう見所が殆ど残っていないので
またしても近郊に出掛けます。


Yerevan市街を見下ろす。
遠くから見ても茶色い街ですね…


道すがらにあった展望所。
天気が良ければArarat(アララト山)が見えるそうですが…
残念ながら今日は煙っていて良く見えません。


Araratが見える時はこのアーチのど真ん中に来るとか。
今も一応微かに見えてはいますが…


山道を走っていきます。
昨日にも増して運転が荒いな…


Garni(ガルニ寺院)に到着。
Azat(アザト川)の刻んだ峡谷の端にある、
1世紀に建てられたギリシャ様式の寺院です。
Παρθενών(パルテノン)っぽさがありますね。
規模は全然違いますが。


しかし、眺めはこちらの方が壮大です。
まるでグランドキャニオンのような。


何かの発掘場もありました。
これは何なのだろう…
碍子?
でも、流石にギリシャの後だとショボく見えますね…


お次は更に山の中にある修道院です。


Geghard(ゲガルド修道院)。
最古のものは12世紀に造られたそうで、
巨岩から修道院を削り出したのだとか。
Lalibela(ラリベラ)を思い出させるな…
ここにはしつこい自称ガイドは居ませんが。


中はこんな感じ。
Lalibelaより精巧ですね。
入場無料なのも良い。


ここでもチンダル現象が生じていました。
写真撮影に興じるロシア人観光客も居ます。
その隣で尼僧が祈りを捧げているけど良いのかな…
と言いつつ、僕もその様子を撮っていますが。


修道院の裏手には何故かハンカチの沢山結ばれた枝が。
日本で言うところのおみくじみたいな感じなのかな…?


賽の河原の如く石が積み上げられた洞穴。
罪深きアルメニア人達が積んでいったのでしょうか。
昨日のSevan(セヴァン)とは
また一味違ったアルメニアを見られて良かったです。


ジョージアにもあったドライフルーツや
クルミの蜂蜜固めの屋台がここにもありました。
カフカスの教会には付き物なのでしょうか。


帰りにYerevan市街を見下ろす
終戦記念広場的な場所に寄ってもらいました。
ソ連製の戦車や戦闘機が並べられています。


てっきり宿敵の隣国
アゼルバイジャンかトルコを向いているのかと思いきや、
イラクっぽい方向を向いていました。
現在の激戦地を見ているのだろうか。


Yerevanに戻ってきました。
TKが行きたがっていた本の博物館、
Matenadaran(マテナダラン)で降ろしてもらいました。
が、残念ながら月曜休館。
アルメニアでも博物館は月曜休館なんだな…


する事が無いのでHanrapetutian Hraparak
(共和国広場)近くのバザールへ。
土日に比べると閑散としていますが、
土産物屋は割とやっています。


未だに昼食を食べていなかったので、
喫茶店に入って昼食。
wifiが使えるのでのんびりします。
ただ、Yerevanの喫茶店はTbilisi(トビリシ)に比べて高いな…
アルメニアの方が貧しい筈なんだけど。


夕方にHanrapetutian Hraparakでアレフと再開。
最後という事で一緒に食事をします。


アレフおすすめのお店で夕食。
何かロシアで聞いた事のある名前の飲み物を頼んだら、
塩味飲むヨーグルトにキュウリと香草を入れたものだった。
これは飲み物ではなくスープ枠では…
ちなみに、Окрошка(アクローシュカ)です。


このジャガイモ料理はかなり美味しかったです。
パクチーを避ければ。

アレフと別れたら宿に置いてきたザックを取りに戻って
それからYerevan駅(エレバン駅)に向かいます。
あれ?意外と時間がヤバくない?
ギリギリ乗り換えチャレンジが発生してしまったか!?
Barekamutyun駅(バレカムチュン駅)から宿までの往復はダッシュ。
21:04にBarekamutyun駅を発車し、
21:14にSasuntsi Davit駅(サスンツィ・ダヴィット駅)に到着。


ダッシュでYerevan駅に向かって
何とか21:30発372列車Tbilisi
(トビリシ)行きに乗り換えました。
夜行列車なのに汗をかいてしまった…
今回はちゃんと車掌室でシーツを貰い、
相席になったイギリス人の人とお喋りしてから寝ました。

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