(無題)

アフリカ旅行第19日目。

北京首都国際空港を経由して中部国際空港へ。
北京首都国際空港で滅茶苦茶待たされました。
到着時刻なのにまだ離陸していないという。
中国南方航空だの中国東方航空だの多過ぎなんじゃ!
成田便みたいに中部便も直行便にして欲しいけど、
そんな事をしたら乗客が少な過ぎて
あっと言う間に廃止されそうだしなぁ…
取り敢えず、北京首都国際空港は
もう10本くらい滑走路を増やして欲しい。

(以降、日本時間UTC+9.0h)

16:10、中部国際空港に到着。
機内食の醤油と酢の香りで涙が出るほど
恋しくて仕方が無かった日本に帰ってきました。
結局3時間も遅れた…
僕がアフリカで乗った便は全然遅れなかったのに…
まあ、STのケニア航空が1時間遅れて、
皐月のエチオピア航空が2時間遅れて、
このエティハド航空が3時間遅れたという事は、
遅延の原因はこの二人ですね…間違いない。
何はともあれ、初のアフリカ旅行は
五体満足で無事終了しました。

卒業旅行第二弾は未知の大陸アフリカへの初上陸。
初めは馴染みの無い黒人にビビりまくりでしたが、
次第に親しみが持てるようになってきて、
皆して子供のように飛行機の窓を覗き込むエチオピア人、
皆して飛行機の中で自撮りしまくるケニア人など
素朴で憎めない人が多い事が分かりました。
ただ、発展途上国の定めか、観光国の定めか、
客引きやぼったくりは凄まじかったです。
それでも、それと同じくらい親切な人も多く、
特に宿の人の手助けのお蔭で
治安面の懸念から観光を見合わせるつもりだった
Bahir Dar(バハルダール)、
Addis Ababa(アディスアベバ)、
それにNairobi(ナイロビ)まで満喫出来て大満足です。
アフリカ旅行というと旅費を抑える事を至上として
安宿を転々とする赤貧旅行記ばかりが目立ちますが、
高級とは言わないまでもちゃんとした宿を選ぶ事が
良き旅行には肝要だと思い知らされました。
そういう宿でさえ毎晩停電したり、
シャワーのお湯が出なかったり、
そもそも水さえ出なかったりしましたが。

そんなアフリカの人々もさる事ながら、
やはり最大の魅力は何と言ってもその壮大な自然。
特にDanakil(ダナキル)ツアーは
これまでの人生で最も過酷な4日間でしたが、
これまでの人生で最も感動的な4日間でもありました。
地球は生きているんですね。

行く前は南米の比ではないくらい不安でしたが、
結果的には強盗に襲われる事は無く、
ギリシャと違って何一つ盗られる事も無く、
ベトナムと違って入院する事も無く、
本当に刺激的で楽しい旅行でした。
教務課と熾烈な争いを展開して、
総長賞と引き換えに行くだけの価値は十二分にあります。
ただ、運が良かったという面も多分にあると思うので、
もう一度行けと言われたら即答は出来ませんが…

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