期末試験第4日目。
最終日です。
第6教科目は量子光学。
量子力学の復習みたいな感じの授業です。
昨日谷川岳に行った以上、失敗は許されない。
何と言うか、今学期の中で最も試験らしい試験で
難問奇問の類は無く、無難な感じでした。
これにて期末試験が全て終了。
鬼門だった統計物理学特論のレポートも一昨日出したから
これにて晴れて夏休みだ!
…院試があるけど。
取り敢えず、KTとささやかに打ち上げ(?)しました。
さて、午後が空いてしまったな…
ロシアビザは昨日出来上がっている筈だけど、
何故か申請だけで無く受け取りまで午前だけだから
今日はもう受け取れないし、
がっつり出掛けるほどの時間は無いし…
…そうだ、KTと話して話題に挙がった
北千住に程近いあそこに行ってみるか。
自転車に乗って南へ。
やって来たのは都電荒川線三ノ輪橋電停です。
昭和47年までに悉く廃止された都電の中で
現代の東京に唯一残った路線。
北千住に近く、普段の通学で通っている
町屋駅でも接続しているのですが、
仙川時代の東急世田谷線と同じく、
近過ぎて中々来る気にならずにいたのです。
三ノ輪橋行きに乗車。
都電荒川線は一応路面電車という扱いですが、
やはり東急世田谷線と同様に専用軌道が多いです。
だからこそ廃止されなかった訳ですが。
今や殆ど見掛けなくなった路面電車用の黄矢信号。
自動車学校でも一応習いますね。
調布自動車学校の路上教習ではお目に掛かりませんでしたが。
都内の乗換駅としては屈指の影の薄さを誇りそうな熊野前駅。
この日暮里舎人ライナーの下の交差点部分は
数少ない併用軌道区間です。
宮ノ前駅を過ぎると暫く併用軌道に。
と言っても、車道との間には段差が設けられており、
実質的に専用軌道のようになっていますが。
センターリザベーションという方式です。
やっぱり都電荒川線も東急世田谷線と同じで
名前ばかりの路面電車なんだ…
と、落胆するのはまだ早いです。
王子駅前電停を過ぎれば…
これは誰が見てもれっきとした併用軌道ですね。
実質的に東京で唯一残った併用区間と言えるでしょう。
ただ、車がレールでスリップする事故が多発しており
国が改善を求めているので、
もしかすると無くなってしまうかも知れません。
併用軌道は500m程で終了。
併用区間だけ乗れれば良いやという人は
王子駅前電停-飛鳥山電停の1区間だけで十分です。
全線乗るのと運賃は同じですが。
その先は交差点部分だけの
僅かな併用軌道しかありません。
ごちゃごちゃした大塚駅前。
この辺りは往年の都電らしさがありますね。
…往年の都電を知りませんが。
1時間程で終電の早稲田電停に到着。
これにて都電荒川線は完全乗車し、
折り返しの三ノ輪橋行きに乗って帰りました。
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