(無題)

今日は良い天気。
こんな日は何処かに出掛けたくなります。


そんな訳でやってきました師崎港。
暇だし天気も良い事なので、
今日は10年振りくらいに
日間賀島へと行ってみる事にしました。


10:55発名鉄海上観光船日間賀島西港行きに乗船。
どういう訳だか今日はやけに観光客が多く、
通常は東港経由西港行きとなるところが、
臨時便が出て東港行きと西港行きが
それぞれ1本ずつ同時に出港していました。
駐車場にも福山ナンバーとか
水戸ナンバーの車もあったしな…
日間賀島も有名になったのでしょうか?


荒れる冬の三河湾を進みます。


11:00、日間賀島西港に到着。


西港は土産物屋や定食屋が軒を連ねる
日間賀島の表玄関です。
本土から高速船で僅か10分。
名古屋からも1時間ちょっとで来られるとあって
島とは思えぬ賑わい振りです。
関東で言うところの江の島的扱いでしょうか。


一歩奥に入るとこんな感じですが。
実は愛犬も連れて来ています。
初めての島に大興奮の様子。
流石は我が愛犬。


日間賀島は平坦な島という印象でしたが、
意外と坂がありました。


と言っても、最高地点でも標高30.2mという低さですが。
0.77km2という小ささを考えても低い。
あの1.00km2小宝島でさえ最高地点は標高103mあります。
日間賀島どころか知多半島全部(最高標高128.7m)を持ってきても
小宝島とどっこいどっこいだったりしますが。


高台から見た篠島
日間賀島に比べると篠島は観光地化していないので
影が薄い印象です。


高台にあった日間賀島中学校。
こんなに小さい島ながら
小学校と中学校は別になっています。


コンビニまであったりします。
大手チェーンではありませんが。


途切れる事の無い家々。
日間賀島の人口密度は2,882人/km2(平成12年時点)。
実は日本で最も人口密度の高い島なのです。
次点は篠島。
炭鉱がある訳でも無いのにこの人口密度は謎です。
でも、こんなに密集しているように見えても
半田市の人口密度(2,470人/km2)とほぼ同じというのも謎です。
板山の方とかすかすかなのにな…


道端に置いてあった蛸壺。
日間賀島はタコで有名です。


細い路地を歩いて行くと…


東海岸に出ました。
佐久島が見えます。
日間賀島と篠島は南知多町に属し
知多半島の一員という扱いですが、
目と鼻の先にある佐久島は西尾市に属し
三河の一員という扱いで知多半島からは定期航路も無いので、
所謂愛知三島の中では唯一近くて遠い存在です。
人口は300人足らずで人口密度は
日間賀島・篠島の1/20程度。
南知多町になっていれば違ったかも…?


愛犬と海岸に下りてみました。
打ち上げられていたワカメを拾い食いして大変でした。


ひたすら砂浜が延びる渥美半島とは違い、
知多半島や日間賀島は岩海岸ばかりです。


一応、砂を運んできて
砂浜の海水浴場も整備されています。
懐かしいな…
小学生の頃はここで泳いだっけ。
一寸先も見えないような海だった覚えがあるけど、
見たところかなり綺麗になっているな。
不況が続いたからでしょうか。


愛犬は貝に興味を示していました。
中身の入っていない貝殻だし、
そもそも犬は貝を食べられないんだけどな…


東港にある日間賀島唯一の信号機。
愛知三島で唯一の信号機だそうです。


日間賀島の中でも特に閑散とした場所ですが。
西港に設置した方が良かったのでは…


行きは中央部を歩いてきましたが、
今度は海岸部を歩いてみます。
伊豆大島のように地層が露わになっている部分もあります。
手前にある標識は一体何を表しているのだろう…


知多半島が見えてきました。
と同時に猛烈な西風が。


愛犬は強風の為に尻尾を丸められていません。


タコを模した日間賀島駐在所。
4年前に出来たそうです。
防犯というよりは観光化の意味合いが強そう。


一周して戻ってきた西港で昼食。
冬の日間賀島は何と言ってもフグが有名です。
時期もあるだろうけど下関で食べたフグより遥かに美味しい!


ふぐ鍋のワカメしゃぶしゃぶと
〆で食べたふぐ雑炊が最高でした。
知多半島にこんなに美味しいものがあったとは…
灯台下暗しですね。


昼食後に西港の周りをちょっと散策。
典型的なバブル開発で大失敗した
自称ウォーターフロントリゾートのチッタナポリが見えます。


大量の漁船が係留された港。
自家用車並の多さです。
まあ、この島の産業と言ったら
漁業か観光業しか無いだろうしな…


14:10発名鉄海上観光船師崎港行きに乗船。
これも臨時便でした。


行き以上に揺れる!
愛犬は情けない声を出していましたが、
無事師崎港に上陸して帰りました。
偶に行くと近場でもこんなに楽しめるものなんですね。

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