(無題)

勝負の1週間第3日目。
昨日一昨日が天こ盛り過ぎて
もう金曜日になっているかのような気がする。
勉強面では今日が関門です。

まずは第1時限目に宇宙惑星物質科学の授業。
試験週間の真っ最中ですが、
この授業は理物では無く地物の授業で
レポート評価なので普通に授業です。
学事歴がぐちゃぐちゃにされた所為で
理物に最も近い学科の一つである地物の授業さえ
こんな事態が生じてしまっているのです。
レポート問題が配られるのが今日なので
欠席して試験勉強などという訳にもいかず…
出席して試験勉強していました。

次は第2時限目に固体物理学Ⅰの期末試験。
今回最も恐れている試験です。
凄まじい板書の量、レポート無し、
演習問題無し、中間試験無し、教科書無しと
もう何から手を付けて良いのか分からない状態。
しかも、既に追試の日程が発表されている有様。
東京に居ないから絶対に受けられないけど。
取り敢えず、公式とかを導出出来るようにはしてきたから、
式は示してくれてそこから色々導く問題が良いな…
…式を覚えていないと解けない問題ばかりじゃないか!
式は思い出せないので必死で図を思い出し、
後付けで物理的背景を考えて解答。
Wiedemann-Franz則を用いて熱伝導率を求める問題では
そんな法則の事は名前さえ覚えていないのは勿論、
熱伝導率自体単位が分からなかったので、
与えられた物理量で構成可能な単位を洗い出し、
熱伝導は温度勾配と断面積に比例しそうという仮定の下
W/(K*m)という単位に当たりを付けて計算するという、
超原始的な次元解析でごり押しました。
こんなガバガバ解答だったのに
試験後に復習したら本当にその通りだったという奇跡。
イメージを掴んでおく事って大切ですね。

第3時限目に電磁気学Ⅲの補講を挟み、
本日最後の課題は原子核散乱の試問。
元々は2/5にやる予定だったものを
旅行に行くからと1/28に変えてもらい、
更に教授の都合で1/27に変わりました。
9日繰り上げ。
原子核ではグルーオンの伝達する空間の次元が
10次元から9次元へと変化しているんだ!とか
とんでも理論全開のレポートでしたが、
結構気に入ってもらえたみたいです。
良かった良かった。

という訳で、本日のノルマも何とか達成。
これで峠は越えたかな…
…稜線を歩いていなければ良いんだけど。

脚注
※「地物」
   理学部地球惑星物理学科の略称。
   物理学科(理物)、天文学科と共に理学部1号館に棲まう。

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