(無題)

今日は物理数学Ⅲの中間試験がありました。
最後の中間試験にして最大の関門。
5問中4問は宿題の中から出るという事だったので
土日は理物の友達と連絡を取り合って
ひたすら宿題の復習をしていました。
(宿題の解答は示されていない。)
その甲斐あってか、4問は割とすらすら解けました。
既約表現への射影演算子は面倒過ぎて飛ばしましたが。
残る1問は所謂挑戦問題。
まさかのボゴリューボフ変換でした。
物理学演習Ⅴの悪しき思い出が…
随伴と複素共役の記号を間違えるという
痛恨のミスを犯した以外はまあ解けた…のでしょうか。
恐れていた割には案外普通に出来た試験でした。
これで中間試験は全て終了だ!

…が、実験はまだ残っています。
物理学実験Ⅱ、パルス技術第2日目。
今日は同時計数法による宇宙線の測定です。
同時計数法とは、板状の検出器を複数枚平行に置いて
全ての検出器がほぼ同時に信号を検出した時のみ
真の信号として記録する事により、
ノイズ(別々の検出器で同時に検出される事は稀)と
宇宙線(検出器を貫く為、
全ての検出器でほぼ同時に検出される)を区別するというもの。
…口で言うのは簡単ですが、
言うは易し行うは難しを体現したような実験で、
ノイズが乗りまくった状態で
回路を組んで調整を行わなければならない為、
とにかく頭が混乱します。

ちなみに、回路はこんな感じになります。
流石はエレⅢ。
見た目はエレⅠと似ていますが、
それぞれの素子のインピーダンスを考慮して
適切な終端抵抗を取り付けてやらないと
反射波が生じて信号がエラい事になります。
この回路を組むのに5時間近くを要し、
実験が終了したのは刻限ギリギリの18:31でした。
ノルマが達成出来ただけマシか…?

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