最近、足繁く生協第二食堂に通っているのですが、
今日は朝にピアノを弾きに行ってみました。
朝は人が少ないですね。
…というか、9時前頃まで僕一人だったのですが、
ホールの使用時間って何時からなのでしょうか。
確か8時頃にも弾いている人は居た筈なんだけど…
朝に弾くとその後の勉強も捗ってとても良いから
可能なら7時半とかから弾きたいんだけどな…
今日は授業後に物理学教室談話会に参加してみました。
談話会と言っても、その実は外部講師を招いた講演会です。
今回のテーマは
“A wave-particle duality at a macroscopic-scale:
the role of a path memory”
(目に見える大きさでの波と粒子の二面性―
軌跡の記録が果たす役割)
普通微視的(目に見えないくらい小さい)な系でしか見られない
波と粒子の二面性という量子論的現象を、
巨視的かつ簡単な実験装置で観測するというもの。
電子線の二重スリット実験の簡易版とかかと思いきや、
振動板で機械油を揺らしての定常波を作り、
磁場をかけて調和振動子型のポテンシャルを用意して
そこに荷電させた油滴を落とすと、
丁度中心力に従って動く量子論的粒子と同じように
軌道が量子化されるというのです。
あれ?量子論じゃなくてただの古典論じゃない?
と思ったら、古典的な系でも波と粒子の二面性が見えるという話であり、
良く見たら、タイトルにも”quantum”の字はありませんでした。
こんな簡単な実験で二面性が観測出来るんだな…
恥ずかしながら、英語の聴解力が貧弱過ぎて
タイトルにさえなっている
“memory”の意味が良く分からなかったので、
講演終了後に訊きに行ったら
「そういう簡単な質問こそ
質問タイムに訊いてくれれば良かったのに!
君はシャイだね。」
と言われつつも丁寧に教えて下さいました。
周りの院生からの視線が痛いもので…
とても面白いお話でした。
フランス訛りのキツい英語で聞き取り辛かったけど。
英語も勉強しなきゃな…
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