(無題)

北国旅行第12日目。
半田へ帰ります。

5:50、起床。
手早く支度を済ませ、KKにお礼を言って出発します。
6:31発JR函館本線快速エアポート62号に乗車。
7:09、新千歳空港駅に到着。
出発時刻の50分も前に着けば余裕だろう…
って何だこの混雑は!
圧倒的な量の人、人、人。
手荷物カウンターには30m近い行列が。
道北やサハリンに慣れた身では人に酔いそう。
何故こんなに混んでいるんだ?
…あ、世間では今日は5連休2日目なのか。
やっとこさ手荷物を預けると
保安検査場がこれまた大混雑。
7:50くらいになって8:00発の便の優先手続きが行われる事に。
その時に並んでいた8:00発羽田行きの乗客は5,6人でしたが、
8:00発中部行きの乗客は20人くらい並んでいました。
愛知県民時間にルーズ過ぎワロタ(自虐)
僕より後ろに並んでいた人も15人くらい居たのですが、
丁度僕が居たところを境にして
僕より後ろの人のみ優先手続きになったので、
結果的に僕が最後の搭乗者となりました。
連休の新千歳空港を侮っていたか…
何とかギリギリで8:00発ANA702便に搭乗。
帰ります。

9:58、中部国際空港に到着。
こうして今回の旅が終わりました。

ひたすら北を目指してサハリンまで至るというのは
以前からずっとやってみたかった夢の旅。
大きな期待は屡々大いなる失望を生むものですが、
今回は正に期待通り、
いや、期待を遥かに上回る素晴らしいものでした。
腸炎で予定を変更した事により、
半田から完全に空路抜きで行く事は出来ませんでしたが、
道中には思い掛けない沢山の出会いがあり、
いつに無く人の温かみを感じられる旅になりました。
特にサハリン。
地理的には目と鼻の先ながらも
心理的には遠く隔たりのある国ロシア。
屈強な体格と強面とも言える顔立ちで
気難しく堅苦しいイメージがありましたが、
そんなのは西側諸国が作り上げた幻想であり、
サハリンについて言えば
そんじょそこらの日本人よりかは
遥かに友好的で親切でした。
百聞は一見に如かず。
ただ、ロシア語以外ほぼ全く通じないのには弱りました。
次行く時までにちゃんと勉強しないとな…

短い夏を全身全霊で謳歌する北国。
やはり北の大地は僕にとってのロマンそのものです。

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