(無題)

中国旅行第6日目。
今日は砂漠の街、敦煌観光1日目です。


起きたらこんな景色。
砂漠の夜明けです。


8:13、敦煌駅に到着。


観光地らしくタクシーの客引きが多いです。
ジャンボタクシーを捕まえて市街に向かいます。
ホテルにチェックインして外へ。


何だか白い!
これは曇っているからというよりも…
あー、砂が目に入る!
流石は黄砂の故郷、砂まみれです。


兎にも角にも朝食。
豆漿(豆乳)と油条など。
中国に於いて豆漿はとても一般的な朝食です。


敦煌の市場。
乾燥した気候故なのか乾燥果物が多く並んでいます。

街で情報収集したらバスで目的地へ…
とバス停に向かって歩いていたら、
朝に駅から送ってもらったタクシーのおじさんに再開し、
明日1日チャーターするという条件で
タダで乗せていってもらう事になりました。
現地語に堪能だとこういう交渉も出来るんですね。


という訳で、やってきたのは莫高窟。
世界文化遺産であり、中国三大石窟の一つです。
張掖の時の様に東大の学生証が使えるかと期待しましたが、
ここでは通用しませんでした。
東大は敦煌にて通用せず。
入場料220元(約4,400円)は日本基準でも高い…
必ずガイドが付くのですが、
中国語ガイドだと15:30まで空きが無いと言われましたが
日本語ガイドだと14:15にも空きがありました。
外国語ガイドの方が空いているようですね。
20元/人高くなりますが。


まずは莫高窟の歴史的背景を解説する映画を見ます。
座席のリクライニングが絶妙な具合で
心地良い眠気を誘う…


睡眠視聴を終えたらバスで莫高窟本体に向かいます。
これが中々遠い。
何故こんな離れたところにツーリストセンターを造ったのだろう。


という訳で、莫高窟に辿り着きました。
莫高窟は敦煌に住んでいた仏教徒たちが
私費で岩を掘り、その中に仏像を祀っていき、
最終的に600余りにまで窟が掘られたという場所。
ここからは日本語ガイドが付きます。


修復された窟の上には修復順を示す番号札が埋め込まれており、
その番号で窟は区別されています。
何だかアパートみたいだな…


窟内部は撮影禁止。
作られてから一度も修復されていないものもあるそうですが、
気候的に乾燥しているのと
日光の当たりにくい窟という構造上からか、
1,000年以上も経っているとはとても信じられないほど
今も色鮮やかな壁画や石像が多くありました。


誰に命令される訳でも無く自費でこれだけ作り上げるとは…
砂漠に居ると信仰心が深くなるのでしょうか?


最後に、莫高窟の象徴であるこの寺(?)の写真を載せておきます。


窟から出たらシトシトと雨が降っていました。
雨に濡れた砂漠というのはまた新鮮な…
雨の中バスを待つのは辛いので
駐車場に居たタクシーを捕まえて街に戻りました。

さて、敦煌は夜市も有名です。
高雄での経験上、夜市は安くて美味しい!
という訳で、夕食は夜市で食べる事に。


華々しい看板が連なる一角。
驢肉黄面っていうのが敦煌の名物なのか。
良し、食べてみよう!


うーん、これは…
何の肉か良く分からないくらい薄いし、
麺はソフト麺の劣化コピーみたいだ…
これは教訓系か…
どうやら、この華々しい一角は
観光客相手の粗悪店ばかりだそうです。
うーん、中国は抜け目無いというか、何と言うか…


そんな一角を離れて串焼き屋で口直し。
こちらは中々美味しかったです。
敦煌夜市で何か食べるなら串焼きくらいにした方が良いですね。

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