中国旅行第3日目。
今日は呼和浩特市の観光です。
5:50、起床。
草原の日の出を見る為に早起きしました。
既にかなり明るくなっています。
御来光!
草原は起伏が激しいので
場所によって15分くらい日の出時間に差があります。
御来光でも写真でちょっと遊んだら、
朝食を取ってからバスで出発します。
他の人達はこの後砂漠を巡るそうなのですが、
僕等は後々もっとガチな砂漠に行くというのと
列車の時刻の問題もあり、
分離して呼和浩特市街を巡る事に。
やって来たのは大昭寺(延寿寺?)。
チベット仏教系の寺院です。
内モンゴル自治区は地理的には
新疆ウイグル自治区に近いのですが、
宗教はチベット仏教なのです。
地理の問題で偶に出されますね。
中国語が分からないから
どういうお寺なのか良く分からない…
皇帝云々という話をしていたらしいので
そこそこ由緒あるお寺らしいです。
次にやって来たのは内蒙古博物院。
内モンゴル自治区の色んな物を展示しています。
内モンゴル自治区で発掘された恐竜の化石。
やけに綺麗過ぎるようにも見えるけど、
出土した骨を研磨したのかな?
鉱業の展示もあります。
内モンゴル自治区は世界有数の
レアアースの産地でもあります。
それによる公害も深刻化しているそうですが、
中国国内から公害関係のサイトにはアクセス出来ません。
流石は中国。
お昼時でお腹が空いてきたので
博物館に荷物を預けて一旦街に出ます。
デパートの中にあった中国のケンタッキー。
新奥尓良なんとかとかいうご飯物です。
中国らしい味付けと付け合わせだなー
と思っていたら、「新奥尓良」とは
「ニューオリンズ」の事だそうです。
ニューオリンズ臭は皆無なのですが…
暇潰しにゲームセンター。
呼和浩特のゲームセンターは
普通に日本のゲームセンターと変わりません。
太鼓の達人なんかもあります。
他のゲームの音量が大き過ぎて良く聴こえない…
jubeatなんかも同様の傾向がありました。
音ゲーとして致命的では。
再び戻ってきた内蒙古博物院。
今度は文化史を見ます。
興味が薄いのと疲労が溜まっているのとで
尋常でなく眠たい…
博物館が17時半で閉館したので外へ。
空に虹が架かっていました。
道端で売っていた蜂蜜蓮子糕(蜂蜜蓮子ケーキ)。
蜂蜜を凄く硬く固めたようなお菓子です。
歯にくっつく事を除けば結構美味しい。
食料を調達したらバスで駅へと向かいます。
呼和浩特東駅(フフホト東駅)。
ゲルをモチーフにしているかのような外観です。
呼和浩特東駅内部。
ひたち野うしく駅を思い出したのは僕だけだろうか。
駅構内の食堂で夕食。
“Sushi Beef Noodle”とあるから一体何かと思ったら、
“Sushi”とは「蘇氏」という人名でした。
土産物屋に売っていたお酒。
何とも好戦的なデザイン。
厳しい内モンゴルの冬を乗り切る為か、
お酒の度数が半端ではありません。
どんなに弱くても50度は下らない。
スキットルが欲しくて1本買っちゃったけど、
68度って最早燃料や消毒用に使うレベルでは…
20:49発2701次銀川行きに乗車。
この列車は「北方新報号」の愛称が付けられています。
「北方新報」とは内蒙古自治区の新聞だそうです。
名鉄で「中日新聞号」を走らせるようなものかな?
やけに警官が多いから何事かと思ったら、
どうやら僕等の隣の車両が軍に貸し切られているのだとか。
軍事パレードの関係かな?
今回は4人1部屋の軟臥という
日本で言うところのA寝台的なクラスで、
1部屋を完全に独占したので
トランプに興じてから寝ました。
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