(無題)

中国旅行第2日目。
今日は内モンゴルの草原を駆けます。


朝起きたらこんな景色。
赤茶けた大地の中にマンションが林立しています。
呼和浩特駅は近い。


7:22、呼和浩特駅に到着。
定刻2分遅れという正確さです。
中々優秀な中国鉄路管理局。


駅の外に出ます。
改札も何も無いのか…


呼和浩特駅外観。
中国の駅は基本デカいです。


呼和浩特の街。
呼和浩特は内モンゴル自治区の中心。
高層建築物が立ち並んでいます。


自治区だけあって、街中の看板や標識には
中国語、英語の他に現地語が併記されています。
何故文字がこんなに縦長なのだろう…
本来は縦書き用なのかな?


さて、内モンゴルまで来て
街に留まっても阿呆としか言い様が無いので
ツアーに参加して郊外へと向かいます。


凄いところに道を通すものだな…
「標高が一気に1,000mくらい上がるから高山病に注意」
とか
「空気が薄くて紫外線が強いから注意」
とか言っていました。


崖の中腹にあった寺。
チベット仏教っぽいです。


高度を上げていきます。


こんな高地にいきなりニュータウンのような区画が。
そう言えば、中国の住宅バブルに乗っかって
内モンゴルでも大量にマンションが建てられたけど、
その多くがゴーストタウン化していると聞いた事があるな…


高原に出ました。
偶に放牧された羊も見掛けます。
知夫里島でも気になったけど、
こういう家畜って放っておいても戻ってくるのかな?


ゲルの集合住宅?
見たところコンクリート製のようだけど、
ゲルって移動式なのが売りなのでは…
ここが今晩泊まる場所のようです。


てな訳で到着。


空が広いな…
そして、標高が増したからか涼しいです。
でも、直射日光がキツいから結構暑い。


モンゴルと言って思い浮かぶものは
何と言っても草原と馬では無いでしょうか。
ここでは乗馬体験が出来るのでやってみます。


馬に乗ったのは初めて
…では無いと思うけど、いつ以来だろう。
誰かが手綱を引っ張って前を歩くでも無く、
馬に身を任せます。
ガイドの人が何か注意してきているけど、
中国語だから全く分からない…


広々とした草原を馬で駆ける…
と言うと優雅に聞こえますが、
実際は馬の背骨が当たって尻が痛いです。
どうするのが正解なのだろう…
振り落とされないよう掴まっているのに必死で
写真を撮っている余裕などはありませんでした。


オボー。
モンゴル式のケルンのようなもので
旅の安全を祈願しながら周りを回ります。
中国とは言え内モンゴルだからあるんですね。


果てし無い草原。
これぞ大陸、ユーラシア。
でも、お尻は痛い!
帰りは馬が急いでいて振動がより激しい!


戻ってきたらモンゴル相撲をやっていました。
ゲル村に戻って昼食を済ませ、
自分のゲルで一休みしてから再び草原へ。


傾いてきた陽に照らされる草原。


もっと先まで行けるかと思いきや、
私有地に入ってしまうとかで余り行けませんでした。
共産主義で私有地ってどうなんだ。

この後は夕食。
途中からカラオケ大会になって
物凄く五月蝿かったので途中で抜けて草原に出てみました。


日が正に沈もうとしています。
日没する国、中国。


ゲル村の裏手に広がる草原を歩きます。


残照の草原。


振り返ると月が出ています。
まるで絵画のような風景。


ちょっと撮影。


戻ったらキャンプファイアー(?)が始まっていました。
DQNも吃驚の大音量で休み無く歌い続け、
花火をしながら火の周りを回るという
何とも中国らしい夜の過ごし方。
こんな場所まで来て尚大音響を求めるのか…
中国人は五月蝿くないと死んでしまうのだろうか。


日本人としては喧噪よりも静寂を求めたいので
人の輪を離れて星空を眺めます。


満月なのでそこまで沢山の星は見えませんが…
この後は寒くなってきたのでゲルに戻って寝ました。

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