さあ、今日から旅行の始まりです!
まずは大学生になってから一度も行っていない
鳥取県・島根県を旅行したいと思います。
折角の旅行だというのに何だこの雨は…
JR東海道本線蒲郡-豊橋が運休!?
幸いにしてこの区間は通らないけど、
運行ダイヤは乱れるだろうから影響を受ける事必至だな…
良し、大事を取って1本前の列車に乗ろう。
半田駅から7:04発JR武豊線区間快速名古屋行きに乗車。
7:55、名古屋駅に到着。
ここで鶴舞からやってきたHG(元・宮池小)と合流。
HGは私立中学校に進学したので
10年近く交流が無かったのですが、
この前の成人式で再開して意気投合し、
今回一緒に旅行する事になりました。
ここから東海道本線でまずは京都に向かうのですが…
案の定、東海道本線のダイヤはぐちゃぐちゃだな…
早めに来ておいて良かった。
本来は8:20発の列車に乗る予定だったけど、
8:11発のやつに乗ろう。
…遅れているから、結局8:20くらいの発車になりそうだけど。
ん?電光掲示板から8:11発の列車が消えた…
運休!?
マジか…
じゃあ、元々乗る予定だった8:20発の列車は…
遅れ30分!?
これはヤバい!
このままでは京都から先の接続を考えると
今日の最大目的地を素通りする事になってしまう!
どうする…?!
…背に腹は代えられない!
最終手段の新幹線を使ってしまおう!
東海道新幹線のぞみ101号広島行きに乗車。
こういう思いがけないハプニングがあるのもまた旅行。
わー、新幹線速ーい。
10:00、京都駅に到着。
当初の予定より1時間遅く名古屋駅を出たのに
京都駅到着は予定より1時間早く着くとは…
流石は新幹線。
10:17発JR山陰本線普通亀岡行きに乗り換え。
10:33、嵯峨嵐山駅に到着。
思いがけず時間が出来たので途中下車します。
懐かしの嵐山。
そんなに思い出したくは無い。
嵐山と言えば竹林。
お昼時の刑事ドラマでも良く出てきます。
余り時間が無かったので、この竹林を見て
近くでうどんを食べたら嵯峨嵐山駅に戻りました。
11:19発JR山陰本線快速園部行きに乗車。
園部駅で11:46発JR山陰本線普通福知山行きに乗り換え。
胡麻駅。
何故胡麻なのだろう…
中々風光明媚なところを走ります。
山陰本線というと海沿いのイメージですが、
京都駅から城崎温泉駅過ぎまでは
瀬戸内(?)から山陰に向かって縦断していきます。
福知山駅で13:05発JR山陰本線普通城崎温泉行きに乗り換え。
凄い土砂降りだな…
今朝の東海道本線ほどではありませんが、
山陰本線もかなりダイヤが乱れています。
まさかこれで列車が止まったりなんて事は…
城崎温泉駅に到着。
駅の跨線橋から足湯が見えます。
ここ城崎温泉は某兵庫県議会議員の
政務調査費不正使用問題で話題になりました。
14:57発JR山陰本線普通浜坂行きに乗り換え。
ここからはいよいよ非電化となります。
竹野駅を過ぎると遂に日本海が見えてきました!
久し振りの…と思ったけど、
良く考えたら先月末にも見ているのか。
山陰本線はここから延々下関まで
ひたすら日本海に沿って走っていきます。
…と言っても、但馬は海岸線が入り組んでいるので
トンネルとトンネルの間にちらりと見える程度です。
このトンネルを抜ければ…!
16:05、餘部駅に到着。
正に山陰本線の代名詞と呼んでも過言では無い場所です。
何がそんなに有名か?
そう、余部鉄橋です!
…今はコンクリート橋になってしまいましたが。
嘗ては赤い華奢な鉄橋が餘部集落を貫いており、
山陰本線随一の撮影地として有名でした。
しかし、天気の荒れ易い日本海。
余部鉄橋はその造りから風速制限が厳しく
ちょっと風の強い日には運休になる事も屡々。
更には列車が風に吹かれて橋から落ちるという
冗談のような事故まで発生してしまい、
敢え無く架け替えられる事になったのです。
旧・余部鉄橋の一部は保存され、
「空の駅 余部鉄橋」として整備されています。
余部鉄橋の上から見た餘部集落。
風が吹いてまるで高原のような涼しさです。
かなり高くて結構怖いです。
今度は餘部駅前の道を歩いてみます。
前述の通り、餘部駅は集落よりかなり高い位置にあるので
この細い道を下らないと何処にも行けません。
せめてものバリアフリーなのか、
坂の上と下に貸し杖が置いてあります。
集落に向かう道を途中で逸れて余部橋梁の下を抜けると
余部橋梁を俯瞰する展望台に辿り着きます。
そんなに整備されている訳ではありませんが。
普通豊岡行きを撮影。
撮り鉄出来て満足したので、集落に向かいます。
餘部駅に繋がる坂道前のバス停。
「空の駅」って、それで通じるのだろうか…
この付近で殆ど唯一と言っても良い名所だから推すなー。
下から見た余部鉄橋。
赤いのが旧・余部鉄橋です。
この上を蒸気機関車が走っていたのが心配なくらい細いです。
海岸。
この付近一帯は世界ジオパークに認定されているそうです。
海岸沿いの道を歩いていくと
これまた余部橋梁を望める展望台があるらしいのですが、
そこまでの時間は無いので駅に戻りました。
今日初めての晴れ間。
先程の豊岡行き普通列車でやってきたという
宝塚在住の親子が居て色々話したりしました。
ワンマン列車の乗り方も知らないような人が
いきなりこの餘部駅に来るというのだから、
地元としては余部鉄橋様々だろうな…
17:01発JR山陰本線普通浜坂行きに乗車。
この列車も20分以上遅れています。
まあ、東京じゃあるまいし、山陰本線一筋だし、
流石に乗り継ぐ列車も接続待ちしてくれるだろう…
と思いきや、接続待ちはしないとの車内放送が。
えー!?
列車が引っ切り無しにやって来る大阪なら兎も角、
ここは天下の山陰地方だぞ!?
その次の列車は1時間後…
まあ、これくらいなら誤差みたいなものか…
という訳で、思いがけず時間が出来てしまった浜坂駅。
浜坂って何があるのだろう…
浜坂温泉郷…
へー、温泉街なんだ。
という事は…
おっ、駅前に足湯がある!
餘部で雨の中坂道を歩いたから疲れを癒そう…
え?調整中?
orz
いつもの様に町歩きする事にしました。
高齢者施設の前にあった温泉卵茹で場。
流石は温泉の町。
町名まで「新温泉町」です。
道が細くて、家も古くて、とても良い雰囲気。
美浜をもう少し燻した感じです。
浜坂海岸。
餘部と同じく山陰海岸ジオパークの一部です。
18:17発JR山陰本線快速鳥取行きに乗車。
いよいよ鳥取県です。
19:07、鳥取駅に到着。
鳥取駅に自動改札機は存在しません。
即ち、鳥取県に自動改札機は存在しません。
これぞ鳥取。
名探偵コナンの砂像がありました。
鳥取県は名探偵コナンの作者、
青山剛昌の故郷でもあります。
駅前大通り。
何か暗い。
しかし、これが夜の正しい姿なのです。
ホテルに荷物を置いてから駅前商店街へ。
夕食は鳥取名物牛骨ラーメン。
テールスープみたいな風味で
脂っこくなくて美味しかったです。
夕食の後はホテルに戻って寝ました。
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