ここのところ曇りや雨ばかりで
お天道様が中々顔を出してくれません。
そんな中、今日は貴重な快晴の土曜日。
これを逃す手はありません。
田舎分を補給しなければ!
という訳で、久し振りに自転車で出掛ける事にしました。
まずは上野で買ったチューブを使って
初めてのパンク修理に挑戦。
身構えていましたが、案外簡単ですね。
洗濯を済ませ、ピアノを弾いたら
10:02、いざ出発。
国道4号線(日光街道)でひたすら北上します。
国道20号線(甲州街道)に比べて
道幅が広い上に起伏が殆どありません。
その代わり、大型トラックの交通量が多く、
自動車専用区間もちょくちょく現れるので
どちらが走り易いかは一概には言えません。
30分もしない内に埼玉県草加市に到着。
埼玉県に入ると途端に田舎度が増すな…
勿論、今回はロードバイクで来ているので
こんなところで終わったりはしません。
まだまだ走り続けます。
越谷で国道4号線が二手に分かれました。
国道って分岐するものなのか…
今回は左の国道4号線を進みます。
越谷市を抜け、埼玉県春日部市に。
クレヨンしんちゃんの舞台ですね。
取り立てて特徴のある街ではありません。
春日部市から杉戸町、杉戸町から幸手市へ。
権現堂公園。
桜並木ですが、流石に埼玉県ではもう葉桜ですね。
菜の花は満開です。
いやー、麗らかだ…
雰囲気が良いのでここでお弁当を食べる事にしました。
山羊もいます。
何故…
昼食を食べ終えたら再び北上します。
利根川を渡れば茨城県古河市。
久し振りの茨城県です。
茨城県に入ると更に田舎になり、
辺りには水田が広がるようになります。
やっぱりこれくらいが良いですよね。
特に目的地を定めないまま来てしまいましたが、
国道4号線はひたすら平坦なので
このまま北上していっても
面白くなるまで後100kmは掛かりそうだったので、
国道354号線で西へと向かう事にします。
国道4号線を行けば福島、宮城、岩手、
そして見果てぬ先には青森が…
嗚呼、また東北に行きたいな…
やって来たのは渡良瀬遊水地。
地理選択(日本史も?)なら来るべき場所。
その昔、足尾銅山の鉱毒が問題になった際、
この遊水地を作って鉱毒を沈澱させたのです。
その際、鉱毒反対運動に積極的だった谷中村という村が
わざと鉱毒が流れ込むように堤防を壊された挙句、
強制的に丸ごと廃村にさせられて遊水地が作られたという、
かなりエグい歴史も残っています。
その後は公害も収まり、
ラムサール条約湿地に登録されるまでになっています。
水はそんなに綺麗ではありませんが。
遊水地の谷中湖には自転車道が通っています。
両側が湖で中々爽快です。
でも、風が強い!
谷中湖周回道路に戻ります。
程無くして栃木県栃木市に。
自転車では初の栃木県です。
と思う間も無く、群馬県板倉町に。
これまた自転車では初の群馬県です。
あっと言う間に埼玉県加須市に。
そして、再び群馬県板倉町に。
この道路はほんの2km足らずの間に
(茨城県)→埼玉県→栃木県→群馬県
→埼玉県→群馬県と県を行き来する訳です。
ここには北関東4県の県境が集結しています。
渡良瀬遊水地絡みで色々きな臭い事があったんだろうな…
今回は群馬県に進む事にします。
東北自動車道をオーバークロスします。
東北自動車道はオリ合宿と夏合宿で計2回往復したけど、
那須塩原や郡山まででも滅茶苦茶遠いんだよな…
そんな訳で、群馬県館林市にやって来ました。
「分福茶釜とつつじの街」だそうです。
「日本一暑い街」の称号を懸けて
埼玉県熊谷市等と争っている街でもあります。
県道だからかも知れませんが、
茨城県よりもずっと田舎な雰囲気です。
「つつじの街」だという事なので、
つつじが岡公園なる公園に来てみました。
え?入園料310円?
うーん、パッと見て帰るつもりだったんだけどな…
と思ったら、そもそも閉園の時刻でした。
ちなみに、平日は入園無料になるようです。
道すがらJA邑楽館林の直売所があったので、
折角だから館林のものを物色してみる事に。
加須市の道の駅きたかわべよりもずっと賑わっているし、
商品も美味しそうなものが多いです。
直売所や道の駅の質は田舎度に比例するからな…
梨の雫なる飲むゼリーを買ってみました。
梨の良い香りとゆるめのゼリーの食感が美味。
遥々やって来た地の特産品を食べるのは
授業期間内に於ける僕の何よりの楽しみです。
幸せだ…
16:31、東武伊勢崎線館林駅に到着。
区切りが良いのでここをゴールとします。
走行距離は82.3km。
輪行して帰りましょう。
特急りょうもう…では無く、この1本後の
16:54発東武伊勢崎線各停久喜行きに乗車。
久喜駅で17:24発東武伊勢崎線急行中央林間行きに乗り換え、
18:08、北千住駅に到着しました。
今回は日光街道の様子見を主にしたサイクリング。
兎に角、ひたすらに平坦!
甲州街道だったらとっくに峠を二つ越えて
山梨県に入っているくらいの距離を走っても、
坂らしい坂は橋と陸橋と跨線橋くらいのもの。
これが日本一広い関東平野…
肉体的疲労は溜まりにくいのですが、
単調さ故に精神的疲労は割と溜まります。
峠越えしたいなぁ…
道の駅きたかわべで会ったおじさんが
「大平山の方で面白い峠越えが出来るよ!」
と言っていたから、次なる目的地は決まりかな?
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