(無題)

今日はぐずついた天気。
取り敢えず、午前中はピアノと掃除。
午後は…
雨は止んだけど、遠出する感じの天気では無いな…
こういうパッとしない天気の日には
パッとしない場所に行くのが宜しかろう。
という訳で、ちょっと気になりつつも
何と無く行く気にならないでいた
近場の場所へ行ってみる事にしました。


自転車に乗って千住新橋を渡ります。
自転車で荒川を渡るのは葛西臨海公園の時以来か…
日光街道に沿って北に進みます。


まずやって来たのは東武伊勢崎線西新井駅。
これ自体は特に何の変哲も無い駅ですが、
ここから出ている東武大師線というのが
ちょっと面白い路線なのです。


東武大師線の延長はたったの1.0km。
その為、駅業務が全てこの西新井駅に集約されており、
終点である大師前駅には切符売り場は疎か
改札さえも設置されていません。
大師前行きの切符はこの改札機で回収されます。


逆に大師前駅からやって来た場合は
ここで切符を買います。
列車は切符無しで乗るという訳です。
こんな事が出来るのは、途中駅が無く、
かつ他からの直通列車も無いからです。
一昨年乗った名鉄築港線も同じ方式ですね。


14:22発東武大師線普通大師前行きに乗車。


駅を出るとすぐに伊勢崎線と分かれて左に曲がり、
高架へと上って行きます。
そして、もう一度左に曲がって…


…終点?


14:24、大師前駅に到着。
あっと言う間です。
直通列車無しで良く存続しているな…
とは言うものの、利用者はかなり多かったですが。


大師前駅はその名の通り、
西新井大師の目と鼻の先にあります。
元々この大師線は板橋まで行って
東武伊勢崎線と東武東上線を繋ぐ計画でしたが、
何だかんだでもたついている内に
周囲に見る見る家が立ち並んでしまい、
この大師前駅で打ち切りとなってしまいました。
もし計画が実現していたら
東武鉄道の路線は一繋がりになっていた訳です。
ちなみに、東武鉄道は大分悔やんでいるとか。


折角なので西新井大師にお参りしておきます。
立派なお寺だな…


中々綺麗です。
ただ、この池の畔を喫煙所にする神経は分かりませんが。


今は花祭りが開催中のようです。
言う程花が多いかな?


この木は咲き誇っていますね。


帰りは歩きます。
1.0kmなので20分もせずに着きます。
下宿から北千住駅までより近いのでは…


今度は都道58号線(尾久橋通り)で北上。
日暮里・舎人ライナーが上を走っています。
新交通システムにしては珍しく
混雑率が173%にも達していますが、
その割には大赤字という良く分からん路線です。
この辺りは東京都が頑張って開発しているので
多摩モノレール周辺みたいな雰囲気が漂っています。
あそこよりは下町感が強いですが。


終点の見沼代親水公園駅。


親水公園って何処の事を指しているのだろう…
まさか、この川じゃないよな…


川を渡って100m程で草加市に入ります。
埼玉県です。
久々に自転車で隣県に来ました。
北千住から埼玉はかなり近いですね。
仙川から神奈川に行くくらいの感覚です。
まあ、特に何もありませんが。


埼玉県に到達して満足したので帰宅。
夜は父親が下宿を見に来ました。

コメント

  1. sou16 より:

    Unknown
    東武大師線と日暮里・舎人ライナーのどっちの事を言っているのか分からんが、住宅密集地と鉄道空白地帯の両面を併せ持つ足立区は、鉄道建設が住宅地開発とほぼ同時、或いは先行した多摩地域に比べて一筋縄ではいかない路線が多い。
    こいつら以外にも、東京メトロ北綾瀬支線とか。