(無題)

小笠原旅行第2日目。
父島に上陸します。

6:43、起床。
船内レストランで朝食を済ませてのんびりしていたら
聟島(むこ島)が見えるとの
船内放送があったので甲板へ。


手摺りが塩まみれになっています。
ここ、上部甲板なんだけどな…
(水面からの高さ10m以上)


おー、見える見える。
聟島は小笠原群島北端で旅行者を出迎えています。
無人島であり、上陸は出来ませんが。
隣にあるのは媒島(なこうど島)だそうです。


暫くすると近付いてきたのは嫁島。
クジラの潮吹きやトビウオなんかも見られます。
反対の進行方向右側はただひたすらに大海原。
この先200km弱のところに
絶賛拡大中の西之島があるのですが、
視力以前に理論的に見えません。


父島列島が見えてきました。
一番手前が弟島、その奥が兄島、
最も背後に控えるのが父島です。
やっとここまで来たんだ…!


湾には海上保安庁の船が鎮座しています。
中国漁船の珊瑚密漁問題かな?


集落が見えてきました。
人が居る!


11:10、定刻より20分早く父島二見港に到着。


「小笠原空港の早期開港!!」
やっぱり、空港が欲しいんですね。
飛行機でも2,3時間かかる距離だからな…
迎えに来ていた車で宿に向かい、
荷物を置いてから出掛けます。


父島一番のメインストリート。
長閑なものです。


まずは昼食。
やはり島と言ったら海鮮なので海鮮丼。
流石に美味しいです。


小笠原郵便局。
ポストの上にクジラとイルカの縫いぐるみが。
可愛いですね。
でも、雨が降ってきたらどうするのだろう…


警視庁小笠原署。
小笠原は東京都なので警視庁です。


警視庁の裏手の道を登っていきます。


丁度おがさわら丸が出港していきました。
漁船が張り付いて太鼓を叩いています。
送り出しの儀式?
反対運動のように見えなくも無い。


暫く歩くと獣道のような道が。
この先には戦跡があるようです。


折角なので分け入ってみます。
小さな島ですが、まるでジャングルです。


所々に倉庫や地下壕が現れます。
地下壕は崩落の危険がある為、
入口が金網で閉じられています。


トーチカもありました。
目の前は木々が邪魔で何も見えないけど、
これでトーチカとして機能するのかな?
戦時中は切り払われていたのかな?


ウェザーステーション展望台に出て来ました。
父島のほぼ西端です。
クジラのブロー(潮吹き)も見えます。
しかし、ここは頂上では無いので更に先へと進みます。


途中、大きく崖崩れしている場所がありました。
これがそうなのかは分かりませんが、
地元の人の話に依ると、三日月山頂上への道は
崖崩れによって通行不可になってしまったの事。
頂上には行けないのか…残念。
しかし、展望台はあるみたいなので歩きます。


戦跡?
休憩所のすぐ傍に洞窟が。
特に網や柵が無いという事は
この中に入っても良いという事なのかな?


という訳で入ってみました。
入口はかなり大きいですが、
奥へ進むにつれて急激に狭くなります。


と思ったらすぐに抜けてしまいました。
出口の先は崖で、何もありません。


休憩所から見るとこんな感じ。
結局、これは一体何なのだろう…


この洞窟の上が三日月山展望台でした。
小笠原最大の集落、大村集落が良く見えます。
小中学校で遊ぶ子供達の声も聞こえてきます。
長閑だな…


三日月山本体は展望台の裏にあります。
標高は204m。


再びウェザーステーション展望台に戻ってきました。
特にする事も無いので、
夕焼けでも見ようと日没まで待ってみます。
日没までは約2時間。
のんびりとした時が流れます。
離島って感じだな…


鳥がやって来ました。
かなり人馴れしています。
人間を良く知らない…訳無いよな、流石に。


天頂は良く晴れているのですが、
水平線には雲があったようで
日没の瞬間までは見られませんでした。
空には三日月も出ています。
そろそろ集落に戻るか。


集落にあった居酒屋で夕食。
ウミガメとかを食べてみました。
これはウミガメの胸肉の刺身。
意外にも癖が少なくて食べ易いです。
海鮮が美味しいのも離島の良さですね。
夕食の後は宿に戻って21時半過ぎに寝ました。

コメント