(無題)

マレー半島旅行第5日目。
名残惜しいですが、タイ王国ともお別れです。

7:00、起床。
まずは朝食を食べに行きます。


タイのマクドナルド。
ドナルドが合掌しています。
そう言えば、日本でドナルド人形ってあまり見ないような…


タイの朝マック。
お粥です。
お粥に骨無しフライドチキン的なものが入っています。
胃にも優しく美味しいです。
ベトナム国鉄の朝食を思い出すな…
朝食を終えたら宿に戻ってチェックアウトし、
Krunthep(バンコク)観光に繰り出します。


Sathon桟橋(サートン桟橋)。
交通渋滞の酷いKrunthepでは水上交通が現役で
タイの母なる川Chao Phraya川(チャオプラヤー川)には
Chao Phraya Express
(チャオプラヤー・エクスプレス)なる
水上バスが頻繁に運行しています。
昔は荒川とかにもあったんですけどね。
Phra Arthit(プラ・アーティット)行きに乗船。


船は渋滞知らずで快適です。
その為、Krunthepの高級ホテルの多くは
Chao Phraya川沿いに建てられており、
独自のシャトルボートを有しています。


Tha Tien桟橋(ター・ティエン桟橋)で下船。
ここは王宮やWat Pho(ワット・ポー)の最寄りです。
MRTやBTSの駅からは離れていますが、
Chao Phraya Expressの桟橋からはすぐです。
水上バス超便利。


Wat Pho。
外国人の拝観料は100Bとお高いので
外から見るだけに留めておきました。
日本円換算したら400円弱ですが。
ちなみに、タイ人なら無料です。


王宮。
タイ国王のお住まいです。
吃驚するくらい外国人の拝観料が高いです。
何と500B。
日本円換算してもスカイツリー並みに高い。
50Bで普通に夕食が食べられるタイに於いては
信じられないような高値です。
皇居の入場料10,000円、みたいなものです。
ちなみに、タイ人は無料。
遠回しに外国人お断りと言っているのでは…


そんな訳で、貧乏大学生3人組は
もっと安いところを目指します。
運賃3Bの渡し船に乗ってChao Phraya川の対岸へ。


Wat Arun(ワット・アルン)。
通称「暁の寺」です。
10バーツ硬貨にも描かれている
タイで最も有名な寺院の一つです。
拝観料は50B。
普段は中央の塔に上れるらしいのですが、
今は先月から修復工事中とかで上れませんでした。


Wat Arunを見終えたら渡し船で対岸に戻り、
47番のバスで市街へ。
Krunthepのバスは時刻表も、路線図も、
車内放送も、ついでに窓も無いので
周りのKrunthepの人に助けを求めましょう。
隣のおばちゃんに降りるべきバス停を訊いたら、
同じバス停で降りる人を募ってくれました。
おばちゃんは強し。

そんな訳で、再びSiam(サイアム)にやって来て、
昼食を食べ、マンゴーのお店を再訪。
タイのマンゴーも食べ納めか…
バスに乗ってHua Lampong(フアランポーン)へ。
Krunthep駅への道を尋ねる時は
Hua Lampongで尋ねた方が良いです。


やって来ました、Krunthep駅です。
外観を見るのは初めて。
タイ国鉄の中心駅だけあって立派なものです。


時刻表ならぬ遅延表。
タイ国鉄は遅れるのが普通なので
到着が何分遅れるのかを示す掲示板があります。
4時間近く遅れている列車もありますね。


僕達が乗る列車がこちら。
タイ国鉄のフラグシップ列車、
14:45発35列車Butterworth(バターワース)行きです。
タイからシンガポールまでを結ぶ鉄路、
マレー鉄道の末裔なのです。
いよいよ、ここからマレー鉄道に乗って
マレー半島を縦断していきます。


14:45丁度に出発しました。
Krunthep近郊の駅にちょこちょこ停まったら、
あとはひたすら南下します。


席はこんな感じ。
日本で言うところの二段式B寝台ですが、
昼間は普通の座席として使えます。


夜になると寝台の準備がされます。
中々機能的ですね。


タイの大地に日が沈む…
それでは、お休みなさい。

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