マレー半島旅行第2日目。
今日はSiem Reap(シェムリアップ)を巡ります。
6:00起床。
朝の暑さでは無いな…
そして、そこはかとなく漂うこの香りは…
正にお盆のお婆ちゃん家。
ホテルで朝食を済ませ、
ホテルの人にトゥクトゥクの運転手をお願いして
いざ、Siem Reapへと繰り出します。
ハノイでのラッシュに比べると
人通りはかなり疎らです。
まあ、ここは首都じゃないしな。
市街地を離れて森の中へ。
意外にもしっかり舗装されています。
なまじつい最近まで内戦していた分、
最新の国際支援を受けられたという事かな?
ゲートで$20の一日券を買い、中へ進みます。
やって来たのはAngkor Wat(アンコールワット)。
紙幣は勿論、国旗にも描かれている
正にカンボジアの象徴です。
蒸し暑さで霧がかかっている…?
30℃を超すこの気温で霧とは…
第一回廊入ってすぐのところで線香を持たされ、
$50のお布施を強要されました。
うーん、いきなりカンボジア式の洗礼。
これぞ、カンボジア!
Angkor Watです!
良く見るこの図は第ニ回廊のすぐ外側です。
綺麗…ではあるのですが、
それよりもまず暑いという感覚が先行します。
お坊さん達も記念撮影しています。
では中に入ってみましょう。
建物の壁という壁に壁画が彫られています。
凄い労力だな…
最も内側の第三回廊は100人の入場制限…
という事前情報があったのですが、
特に気にしていない様子でした。
中心の塔には登る事が出来ます。
階段の仰角が滅茶苦茶キツいです。
昔のクメール人は何故急勾配に作ったのだろう…
Angkor Watの中心部。
この蒸し暑さに線香の香り…
うーん、やはりお盆が想起される。
すっかりカンボジア=お盆のイメージです。
向こうの方で気球が上がっています。
1基だけだけど、何かの宣伝なのかな?
Siem ReapはAngkor Watだけではありません。
別の寺院にも行ってみます。
Phnom Bakheng(プノン・バケン)。
Angkor Watの北西にある丘です。
いつものように山登りします。
死ぬ程寒い中での山登りは良くあるけど、
死ぬ程暑い中での山登りは新鮮だな…
頂上には立派な遺跡がありました。
しかし、有名では無いのか殆ど人が居ません。
頂上からはSiem Reapが見下ろせます。
Angkor Watは木々に埋もれてちょっと見え難いです。
良くぞこんな密林の中にあんな寺院を作ったものだ…
このPhnom Bakhengは$20払えば
象に乗って登ってくる事も出来るようです。
ただ、残念ながら僕達が着いた時には
象は見当たりませんでした。
Phnom Bakhengを後にして更に奥へ。
城壁に設けられた門をくぐります。
ここ、自動車で通って良いのか…
Angkor Thom(アンコールトム)。
知名度はAngkor Watの方が遥かに上ですが、
お濠に囲まれた面積で言うとこちらの方が断然上です。
面積の大半は鬱蒼とした森ですが。
中は迷路のようになっています。
ここで修行したのかな?
Angkor Thomより更に奥もあります。
折角トゥクトゥクがあるので行ってみる事に。
と、その前に昼食。
Chha Kroeung(チャ・クレーウン)とかいう謎の料理。
カレー味の炒め物でした。
ジャスミンライスと良く合います。
昼食を終えてやって来たのはTa Prohm(タ・プローム)。
石造りの寺院に大木が生えています。
6世紀以上もの長きに渡って人の手が入らず、
このような状態になったのだそうです。
ジブリにでも出てきそうな雰囲気ですね。
実際、ここから更に50km以上離れた
Beng Mealea(ベン・メリア)という遺跡は
天空の城ラピュタのモデルになったそうです。
流石にそこまで行く時間はありませんが…
Ta Keo(タ・ケオ)。
Ta Prohmに来る途中に見えて
「STと名前同じやんwww」
となったので来てみました。
頂上まで登れます。
Angkor Watのように階段が整備されておらず、
仰角60°くらいの石段を登らねばなりません。
照り付ける日差しで焼肉になりそうだ…
Ta Keoを見終えたら、運ちゃんの勧めで
Tonle Sap湖(トンレサップ湖)へと向かいます。
寺院エリアを離れると未舗装路に。
土埃が舞います。
道の両側に蓮の花が咲いています。
高床式の住居。
雨季はこの一帯もTonle Sap湖に沈むようです。
Tonle Sap湖に到着。
湖というよりは草原にしか見えません。
道路の反対側には辛うじて水がありました。
時期によっては首都Phnom Penh(プノンペン)から
ここSiem Reapまで船も出ているそうです。
運ちゃんに船に乗らないかと誘われましたが、
階段に次ぐ階段で疲れていたので辞めました。
Siem Reap市街に戻ります。
街中にあったお店で夕食。
うっ、レモングラスの香る生春巻き…
フエでの悪しき思い出が…
旅行先では地元のものを食べたいのは山々ですが、
口に合う合わないはありますね。
正直、パクチーとレモングラスはトラウマです。
そんなんで東南アジアに来るなと言われそうですが…
皐月も苦手なようでした。
その後は夜市で色々物色した後、
宿に戻って寝ました。
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