ラジオのニュースでの一節。
「訪れた小学生達は目に見えない放射線を
可視化する装置を手作りしていました。」
一瞬吃驚したけど、これって霧箱の事だよな…
物は言い様ですね。
今日は清々しい秋晴れで大学構内を散歩していたら
生協書店から理物の人が出て来るのを見付けたので、
興味本位で何の本を買ったのか尋ねてみたら、
「リー代数の本ですよ。QFTで必要なので。
君はどんな本を読んでいるんですか?」
「日本の島旅」です…(小声)
2年生の内から場の量子論を自習しているのが前提なのか…
理物怖い。
思えば、大学に入ってからというもの、
授業以外で理系の本を読む事がめっきり減りました。
どうせ授業でやる事になるし、
一人で本を読むよりも
皆で授業を受けた方がずっと分かり易いし、
物理以外の事も知りたいし…
と思ってこれまでやって来ましたが、
自分が小笠原諸島行きてーとか言っている間に
同級生がリー代数を勉強しているのかと思うと
流石に焦燥感を覚えずにはいられません。
脚注
※「QFT」
場の量子論(Quantum Field Theory)の事。
古典論では「場」とは電磁気力を記述する電磁場など
主に力を表す空間(概念)として扱われているが、
その「場」で素粒子さえも表してしまうという理論。
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