伊豆諸島旅行第1日目。
4時半頃起床。
座席と相性が悪くて良く寝られなかったな…
闇の中に島が浮かび上がっています。
5:03、伊豆大島岡田港に到着。
東京都最南端の町、大島町です。
伊豆大島には主な港が元町港と岡田港の2つあり、
その時の気象条件によって入港地が変わります。
大島の中心街は元町なので、
バスで元町方面へと向かいます。
思っていたよりも道が立派です。
曲がりなりにも東京都道か。
大島高校前バス停で下車。
まずは民宿へと向かいます。
荷物を置いて一休み…
のつもりが、がっつり寝てしまいました。
まあ、そんなに早く出ても仕様が無いか。
バス停もそう遠くないし…
と思っていたら、乗るつもりのバスは
大島高校前バス停を経由しない事が判明。
急いで元町港へと走ります。
元町港8:50発三原山頂口行きに乗車。
間に合った…
9:08、三原山温泉バス停に到着。
ここから三原山へと登ります。
うーん、凄い霧だな…
下は玄武岩で真っ黒なので、
カメラの露光が極めて難しいです。
三原山は過去幾度と無く噴火を繰り返している為、
地殻変動観測施設が随所にあります。
触って動くと警報が出される可能性があるので、
絶対に触らないようにしましょう。
暫くすると晴れてきました。
相変わらず、露光は難しいですが。
山頂目指して砂利道を登ります。
おー、海だ!
遥か向こうに太平洋が見えます。
伊豆半島も見えます。
思った以上に近いです。
裏砂漠。
とても離島とは思えないような壮大な風景です。
三原山の噴火口。
水蒸気の噴き出している場所もあります。
噴火の前兆?
な訳無いよな…
…!?
地震!?
本当に噴火するの!?
と思ったら、栃木や埼玉の方の地震でした。
何だ、吃驚した…
三原神社。
三原山が噴火した際にも
何故か溶岩が避けて通ったという神社です。
三原山の神様も自分の祠は残しておきたかったのかな?
登山道にはベンチよりも
シェルターの方が多く設置されています。
中で寝ている人が居るな…
三原山遠景。
これ全体がカルデラの中にあります。
三原山頂口12:40発元町港行きに乗車。
13:05、元町港バス停に到着。
元町で昼食を食べ、
元町南口14:32発大島町陸上競技場行きに乗車。
地層切断面なる名前のバス停の付近。
地層が波打っています。
大島は地質学的に面白い場所が多いです。
だからこそ、MJ(地球物理学科)が選んだのでしょうが。
波浮港バス停に到着。
…3人して寝過ごしました。
まあ、折角だし観光するか。
波浮港は大島3つ目の港。
嘗ては火口湖だったものを、
江戸時代に外洋と繋げて港としたものです。
一般の旅客船が入港する事はまず無い為、
岡田港や元町港と違って常時閑散としています。
旧港屋旅館。
大先輩川端康成の書いた「伊豆の踊子」の
モデルになった踊り子がここに居たのだとか。
ボタンを押すと踊り出す人形がちょっと怖い。
施設に人が誰も居ないのも怖さを増します。
波浮港は文学者に縁が深いらしく、
文学の散歩道なる道があります。
略して文散ですね。
中々急な階段です。
文学の道は厳しい。
坂の上にあった旧甚之丸邸。
文学の散歩道はまだまだ続いているようですが、
今日はここまで。
波浮港を後にします。
伊豆大島最南端の海岸、トウシキにやって来ました。
トウシキと聞いて等式が思い浮かぶ理Ⅰの哀しき性よ。
赤黒い岩々が荒々しく海に対峙しています。
火山島だな…
トウシキの鼻。
地元の都立海洋国際高校の生徒が
小魚や海藻を採取していました。
海岸を歩きます。
夕暮れか…
クダッチなる場所にやって来ました。
「クダッチ」は字のようです。
海洋国際高校前18:07発大島町陸上競技場行きに乗車。
終点に高校の寮があるそうで、
車内は高校生で満員でした。
このバスに乗車したまま折り返し、
大島町陸上競技場18:20発元町港行きに。
19:02、元町港バス停に到着。
ちなみに、大島町での最終バスです。
伊豆大島の夜は早い。
居酒屋でも20時に閉まったりするので注意。
民宿近くで夕食。
べっこう丼+カンパチ丼。
流石に海鮮が美味しい!
夕食の後は民宿に戻って温泉に入り、早めに寝ました。
まだ21時過ぎか…
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