(無題)

満洲旅行第3日目。
今日は瀋陽観光です。

8:02、起床。
昨日は歩き回って疲れた所為もあり、
こんな時間まで寝てしまいました。
遅い朝食を済ませてから瀋陽の街へ繰り出します。


CZの家のすぐ前でやっていた朝市。
凄い人の入りです。
が、6~7時頃はこの倍は人が居るのだとか。
皆朝型の健康的な生活をしていますね。


公園を通ってバス停へ。


水で地面に何やら落書きしていました。
文字上手過ぎィ!
流石は漢字発祥の地中国…
僕も御教授願いたいものです。


215路バスに乗って皇寺広場バス停へ。


バス停から歩きます。
この辺りは朝鮮族が多い地区なんだとか。


さて、これは何かお分かりでしょうか?
日本人なら(多分中国人も)誰でも習うあの出来事、
そう、張作霖爆殺事件が起こった現場です。
中国だから記念碑か何か立っているかと思いきや、
それと分かるものは一切ありません。
何の変哲も無い跨道橋です。
意外だな…


ちなみに、この線路は現役バリバリだったりします。
和諧号も走るのか…
だから、余り人が集まったりしないように
記念碑の類が一切無いのでしょうか?
これだと何が何だか良く分からないので、
博物館にも言ってみます。


九・一八歴史博物館。
九一八事件(柳条湖事件)と
それに続く日本の中国侵略を取り上げた博物館です。
これは柳条湖事件の起きた1931年9月18日の
カレンダーを模した記念碑。


博物館本体はこっち。
日本が如何にして中国に攻め行ったかが
事細かに記述されています。
南満洲鉄道の路線図なんかもあって興味深かったです。
また、歴史博物館という名ではありますが、
靖国神社参拝問題なんかも取り上げられていました。
流石は漢詩を生んだ国と言いますか、
旧日本軍の蛮行の描写が一々巧いです。
日本人の僕がこの博物館に入って袋叩きに合わないか心配でしたが、
周りの人は特に何も気にしていないようでした。


博物館を見終えたら昼食。
CZの伯父さんが奢って下さいました。
忝ない…
何でも、嘗て横浜に8年ほど居たとかで
日本語ペラペラでした。
日本語の出来る人が結構居て驚きです。
日本で中国語の出来る人はどれほど居るだろうか…


デパートでやっていた満洲の民族舞踊。
大きな布を回すのが特徴だそうです。


昼食後は故宮へ。
北京だけでなく瀋陽にも清朝の故宮があります。


中はこんな感じ。
後ろの高層ビルとの対比が印象的です。
上海の豫園もこんな感じだったな…
ただ、豫園よりは閑静な雰囲気です。
…言うほど閑静でもありませんが。


建物の内部はこんな感じ。
寝室ばっかりです。
少なくとも5つは寝室専用の建物がありました。
寝てばっかりじゃないか。


かまどの熱で部屋を温めるオンドル。
韓国だけでなく満洲にもあるんですね。
何故お金が投げ込まれているのだろう…
そう言えば、ハロン湾のティエンクン洞窟でもこんな感じだったな…


清朝、満州国、日中戦争…
瀋陽は歴史のある街なんですね。

この後はCZの家に戻って一休みし、
CZの小学校時代の友達と一緒に夕食を食べました。
何とお相手の友達はドイツに留学経験があるとかで、
英語よりもドイツ語の方が得意といって
ドイツ語で話してきました。
うむ、全然分からない。
こんなドイツ語弱者が優だと聞いて
きっと東大を見損なったに違いない。
ドイツ語復習しようかな…

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