ベトナム旅行第3日目。
7:00、起床。
中々快適に寝られました。
現在地は…
うむ、全く分からん。
wifiも繋がらなくなってしまいました。
台湾では枋山駅でさえ通じたのに…
稀にトンネルや橋があったりしますが、
基本的には一直線に伸びた築堤の上を走ります。
速度は60km/hくらい?
カーブがあると大きく減速します。
JR西日本はĐường sắt Việt Nam(ベトナム国鉄)に倣っていた…?
朝食をどうするか話し合っていたら
7:15頃に車内販売が回ってきました。
鶏肉の入ったお粥。
30,000đ也。
ここは滅茶苦茶減速していました。
集落があるからでしょうか?
信号場の工事中?
ベトナムの鉄道は基本的に全て単線なので
複線になったら駅か信号場と考えれば
ほぼ間違いありません。
ちなみに、今乗っているSE3は
Đường sắt Việt Namの旅客列車の中で
最長かつ最速という特急列車であり、
Sài Gòn(サイゴン)までの1,726.2kmの間で
停車する途中駅は僅かに10駅。
その為、停車した駅の駅名で現在地を判断する
というような事はまず不可能です。
時刻表上、前の停車駅から3時間という事になっていますが…
車内に掲示されていた統一鉄道の時刻表。
ベトナム国鉄のホームページに載っていたものとは
停車駅などが微妙に違っています。
民家が見えて来ました。
駅です。
駅名は分かりませんが。
踏切。
見切れてしまっていますが、右に係員が居ます。
ベトナムでは踏切は全て手動のようです。
踏切の係員は暇だろうなー。
今度は駅名も分かりました。
Phúc Tự駅です。
しかし、時刻表に載っていないので
結局現在地は分からず仕舞い。
舗装路です。
街が近付いてきたようです。
この辺りで車内放送が。
そろそろ次の停車駅かな?
大きな駅に入ってきました。
8:18、Đồng Hới駅(ドンホイ駅)に到着。
41分遅れです。
10分ほど停車したので、
TKが駅の売店でお菓子を買いました。
煎餅の間に落花生入りの水飴を挟んだもの?
ちょっと歯にくっつきますが美味しいです。
この辺りはベトナム戦争の激戦地?
英語でも車内放送がありました。
北緯17°線がこの辺りなのですが、
特に何も無いので分かりませんでした。
10:18、Đông Hà駅(ドンハ駅)に到着。
55分遅れになりました。
ここは3分間しか停車しないので降りられず。
窓の「外側」が結露しています。
凄まじい蒸し暑さだな…
11:32、Huế駅(フエ駅)に到着。
58分遅れでした。
Hà Nội(ハノイ)から688.32kmだし、
線路の状況を鑑みたら割と正確かな?
Huế駅外観。
観光地だけあって客引きが多いです。
客引きを振り切って徒歩で市街地へ。
ごみごみしたHà Nộiとは違い、
Huếは整然とした街並みです。
世界文化遺産登録を狙って綺麗にしたんだとか。
…しかし、暑い。
暑い!
気温は28℃くらいなのですが、
湿気と日差しが強烈です。
これがベトナム…!
取り敢えず、昼食にするか。
が、これが中々見付からない。
炎天下の中良さげな飲食店を探していたら、
「日本人ですよね?」
また客引きか…
と思ったら、日本から仕事でHuếに来ているという医師の方で
お薦めの飲食店を教えて下さる事に。
旅ではどんな巡り合わせがあるか分かりませんね。
長閑な雰囲気の裏路地。
ここにお薦めの店がありました。
地元の人ばかりです。
Nem Lụi。
野菜と一緒にライスペーパーで包み、
ニョクマムに付けて頂きます。
Bánh Bèo。
Huếの正月料理だとか。
餅に海老煎餅みたいなものが乗っています。
Bánh Lọc。
バナナの葉で海老入りの餅(?)が包まれています。
いやー、お腹一杯になりました。
TKがホテルの位置を間違えて
20分間くらい無駄足を踏まされたりしましたが、
何とかホテルにチェックインし、
涼しくなる夕方を待って再び市街へ。
橋を渡って旧市街へと向かいます。
阮朝の都跡。
Huếには嘗てベトナム最後の王朝があり、
旧市街にはその遺構が今でも残っています。
地理選択(僕)、日本史選択(KN)、
倫政選択(TK)の3人にはその凄さが良く分からないのですが。
外の喧噪が嘘のような静けさです。
スポーツに興じる人達も居ますが。
地元の人にとっては公園みたいなものなのかな?
古都Huếに夕日が落ちる…
夕食には宮廷料理を食べてみました。
飾り付けも凝っていて面白いです。
龍は分かるけど、何故鶏…?
縁起が良いのかな?
新市街に戻ってみると
夜市みたいなものをやっていました。
夜市と言っても台湾とは違い
売っているのは食べ物ではなく洋服です。
特に興味が無いのでホテルへ。
早めに寝ました。
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