九州北部・山口旅行第2日目。
7:00、起床。
今回は宿で朝食を食べます。
朝に時間のゆとりがあるというのは良いな…
釜山門。
そう言えば、下関は戦前から
大陸への鉄道フェリーの起点だったりと
言わば国境の街だったな。
その割には韓国語表記とかは余り見掛けませんでしたが。
下関駅に売っていたねじれ解消餅~晋ちゃんの野望。
護憲論者が見たら卒倒しそうなデザインだな…
流石は安倍首相の地元山口県。
9:03発山陰本線普通小串行きに乗車。
梶栗郷台地駅。
何か格好良い駅名だと思った(小並感)
小串駅で9:50発山陰本線普通長門市行きに乗り換え。
日本海に沿って走ります。
綺麗だな…
日本海というと寒々しい印象がありますが、
ここは南国のそれに近い雰囲気です。
この辺りは列車の制限速度がとても遅いので
思う存分車窓に広がる日本海を堪能出来ます。
JR西日本は優しいなあ(棒読み)
10:19、特牛駅に到着。
何と読むか分かりますか?
とくのうし?とっぎゅう?
正解は「こっとい」です。
多分、日本一難しい駅名ですね。
分かった貴方は偉い!
特牛駅外観。
地元のおばあちゃんと旅行客が会話をしていました。
「どこから来たの?」
「長野です。」
「ながのって言うと…津波が来たところ?」
不覚にもワロタ。
特牛駅乗車券委託販売所(?)
ここで切符が買える…らしいのですが。
この特牛駅は「四日間の奇蹟」という映画のロケ地になり、
その時使われた「伊上畑駅」の駅名標があります。
確かに、特牛駅のままだと
映画の内容より駅名に気を取られるもんな…
その映画関係と思われる奇蹟の鐘というモニュメント。
鳴らしてみました。
効用は不明。
恋人でも出来るんかいね?
10:50発ブルーライン交通角島行きに乗車。
11:05、附野海水浴場入口バス停に到着。
ここでは自分の旅行としては例を見ない長時間、
4時間もの自由時間をとってあります。
いよいよ…
いよいよあの姿が拝める…!
角島大橋だー!
エメラルドグリーンとコバルトブルーが混じり合った海…
そして、それを貫く橋…
綺麗過ぎる…
何て美しいんだ…!
元は離島だった角島と本州を繋いだ橋。
初めて写真を見た時から、
死ぬまでにいつか生きたいと思い続けていた場所。
こんな雲一つ無い快晴の日に来られるなんて…!
感涙に咽んでいます。
角島大橋を抜きにしても素晴らしい景色です。
ここにこんな橋があるなんて反則だろ…!
それでは!
いざ角島大橋を渡って角島へ!
歩いて渡ります。
まるで海の上を歩いているような…
海風が気持ち良い!
途中にある鳩島。
この鳩島を通す案もあったそうですが、
自然環境に配慮して避けたとの事。
その為、角島大橋は鳩島の横でカクッと折れ曲がります。
そして、鳩島と角島の間には
漁船を通す為の膨らみがあります。
その不思議な形も見物です。
もう少しで角島です。
角島到着!
角島から見た角島大橋。
どちらから見ても美しいです。
角島大橋を渡ってすぐの場所には何も無いので
もっと内陸まで歩いてみます。
こんなところでもお米を作っているんだな…
気分は南国です。
ドライバーやライダーがとても多いです。
帯広ナンバーの車が居て驚きました。
コバルトブルービーチ。
女子大生と思しき旅行客が大勢居ました。
女子大生って何でほぼ全員チャラくて喧しいのだろう…
雰囲気が…
途中にあった食堂で昼食。
うに釜飯です。
うーん、美味しい!
昼食を済ませたら更に奥へと進みます。
角島灯台。
ここも野島崎灯台と同じく、登れる灯台です。
日本最初の洋式建築の灯台だとか。
角島灯台の上から見た景色…
…(恍惚)
角島を存分に堪能しました。
14:56発ブルーライン交通滝部駅行きに乗車。
角島大橋開通に合わせて島内の道も改良されています。
とても地方の離島とは思えない立派な道です。
今度はバスで角島大橋を渡ります。
ここに鉄道が通ったなら…
観光鉄道としての需要は凄いだろうな…
さらば角島…!
…結構な距離を歩いていたんだな。
15:44、特牛駅に到着。
列車が到着するまで暫し待ちます。
地元のおばあちゃんも来たので、
同じ列車に乗るのかな?と思っていたら…
!?
いきなり何を!?
そのまま森の中へと消えていった…
何だあの道は…
下関行きの普通列車。
日本海を背景に撮れると最高なのですが、
特牛駅の辺りは残念ながら内陸に入り込んでいます。
16:17発山陰本線普通長門市行きに乗車。
16:59、長門市駅に到着。
ここで少し散策します。
夕陽に映える日本海…
奥に見えるのは青海島です。
ここ仙崎は金子みすゞの故郷としても有名。
街の至る所に金子みすゞの童謡の碑があります。
青海島と本州を繋ぐ青海大橋。
角島大橋ほど有名ではありませんが、立派な橋です。
青海島へも渡りたかったのですが、
時間の都合上ここで引き返しました。
仙崎駅。
山陰本線仙崎支線の終点です。
列車は1日6本。
山陽本線で言うところの和田岬駅的な感じでしょうか?
駅待合室にも金子みすゞのモザイクタイルが。
18:02発美祢線普通厚狭行きに乗車。
うっかり撮り忘れてしまいましたが、ラッピング列車です。
乗客は僕一人でした。
18:18、長門湯本駅に到着。
宿まで歩きます。
今夜泊まるのは何と温泉宿。
それも中々立派なところです。
どのくらい立派かと言うと、
素泊まりでの宿泊費が昨夜の夕食代を軽く超すくらい。
実はこれには深い訳があって…
行程的にどうしても長門市で宿泊せざるを得なくなり、
長門市の宿を探してみたものの、
長門市駅周辺や仙崎駅周辺には碌な宿が無く、
仕方無く範囲を広げて探してみたところ、
この長門湯本の温泉宿が見付かったという次第なのです。
折角なので湯本温泉を堪能しました。
いやー、何だかいつに無く優雅な旅行だな…
就寝は22時でした。
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