(無題)

平成25年度夏学期期末試験第3日目。
第6教科目は記号論理学Ⅰ(理科生)でした。
系列的には文系科目?(A系列:思想・芸術)
が、実際は数学科志望も真っ青のガチ理系科目です。
現実世界を抽象化した物理学を抽象化した数学
を更に抽象化したような学問です。
これもう分かんねえな。
推論規則を適用して証明図で論理式を証明するのは、
慣れるとパズルみたいで中々楽しいですけどね。
ただ、ノートの消費量が尋常ではありません。
昨日今日の記号論理学の勉強だけで14ページ使いました。
環境に宜しくないですね。
ちなみに、試験の解答用紙はB4用紙6ページでした。
やはり環境に宜しくないですね。
問題自体はまぁ普通かな?
とか思っていたら現れた大問4。
「古典命題論理体系が、
真理関数的意味論に関して健全であることを証明せよ。」
ファッ!?
記号論理学を知らない人の為に解説すると、
「古典論理を使って矛盾した命題が証明される事はない
という事を証明しろ。」
という問題なのです。
論理体系そのものを証明する訳です。
この1題だけで解答スペースはB4用紙2ページ。
そして、続く大問5は
「講義に関連する主題について、
自らの考えを展開してみよ。」
いや、思想史とか法学とかならまだしも、
記号論理学でこんな事言われても…
解答スペースはB4用紙1ページ。
取り敢えず、ゲーデルの不完全性定理で
排中律が棄却される事を挙げて、
そうなると存在量化子の否定の解釈をどうすべきか、
みたいな事を書きました(適当)
これが…東大の期末試験…!
精神に宜しくないですね。

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