今日は久々にワンゲル部の山行に行きました。
やはり話は昨夜から始まります。
今回は普通の山行ではなく、
東大ワンゲル部が上越に所有している
巻機山荘の管理も兼ねている為、
OBの方の車に乗せてもらってアプローチします。
車に乗ったのはいつ以来だろう…
OBの方が予想外に高齢で驚きました。
70代だそうです。
東京から3時間半で巻機山荘に到着。
星が綺麗です。
名も無き星々が山程見られます。
名も無き虫々も山程見られますが。
この日は上水道の確認などをした後、23時半頃就寝。
今朝は4:00起床でした。
山の朝は早いです。
朝食を済ませた後、4:30に出発。
巻機山に登ります。
昨日は暗くて見えなかった山荘の全景。
中々立派です。
49年前、ワンゲル部員が自分達で建てたとか。
ワイルドですね。
来年は50周年で祝うそうです。
予想外に雪が残る巻機山。
道が見当たりません。
そして、受験生の皆さんには縁起が悪くて申し訳無いのですが、
滑って滑って仕方がありません。
陽が照ってきました。
雪に反射して眩しいです。
7:13
巻機山9合目にあたるニセ巻機山に到着。
遥か向こうに町が見えます。
あの線のようなものはJR上越線だろうか…
ニセ巻機山の先は雪に覆われた稜線を行きます。
プチ雪山体験です。
滑落しそうで怖いな…
最後の登り。
スキー場並みの傾斜を登ります。
アイゼンを使うレベルでは…
7:54
巻機山山頂(1967m)に到着。
マップによると休憩無しで5時間半のところを
休憩込みで3時間24分でした。
マップに書いてあった下りの目安より早いです。
それがワンゲル部クオリティ。
快晴です。
いやー、景色が素晴らしい!
真のピークは少しずれた場所にあるらしいので、
そこまで行ってみる事に。
森林限界上の稜線歩きは最高です。
ここまで苦労して登ってきた者のみが味わえる快感です。
真ピークからの眺望。
石が積んである意外は特に何もありませんでした。
少し休んだ後、下山。
上りに増して道が分かり難く、
大きく道を外して藪漕ぎもどきをしたりしました。
11:07
下山。
14時目安だったのですが…
さて、普通ならこれで終わるところですが、
今回は実のところ、登山はおまけでしかありません。
ここからが本番、「小屋ワーク」です。
ワンゲル部の巻機山荘を手入れするというもの。
掃除をしたり、ペンキを塗り直したり、
樹木の伐採をしたり、配線作業をしたり…
山に登っていると気が付かないものですが、
4時間半しか寝ていないので凄まじく眠いです。
下界だと一気に眠気が襲ってくるな…
正直、登山よりも辛かったです。
夜は48年上のOBの方が6人いらっしゃって
宴会のようなものをしました。
70代とは思えないほど若々しいです。
去年カラコルムに登ったとか言ってるし…
凄いですね。
色々なお話を聞きました。
ワンゲル部は昔も理系男子ばかりだったそうです。
何故山は理系男子を惹きつけるのか?
それは永遠の謎です。
文系や女子が寄り付かないだけという説もありますが。
今日はワンゲルの山行中にしては例外的に夜更かしし、
22時半就寝でした。
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