(無題)

Yuh hear bout de people dem arres fi tun bung de Asian people dem house.
さて、何語でしょうか?
demと言えば男性名詞用定冠詞の第3格だからドイツ語?
deと言えば所有・所属の前置詞だからスペイン語?
残念でした、正解は英語です。
ジャマイカで使われている英語だそうです。
dem=them、de=theです。
これもう分かんねえな。
という訳で、クラス分けが為される英語二列の講義は、
例のスコットランド出身の教授の
“Global English”を受講する事になりました。
タイトル的に、世界で通用する英語を身に付けるのかな?
なんて思ったそこの貴方!
全く違います。
これは世界各地で使われている
様々な英語のバリエーションを学ぶ講義なのです。
従って、上に挙げた例文はアメリカ人には通じません。
従来の英語の授業の概念を根本から覆す講義ですね。
面白いです。
例えば、スコットランドやアフリカなど、
元々表意文字が中心だった地域では
アルファベットがきちんと表音文字として使われており、
大母音推移後の発音を忠実に記述しています。
Ghotiな米英英語より却って親切です。
また、地域によっては現在分詞を多用したり、
極端に省略形が多かったり…
英語というよりは言語学の講義ですね。
第1希望のこの講義に受かって良かったです。
中級英語(LS)の抽選にも受かったし、
スポ身(体育)の種目も第1希望で通ったし、
受講に関しては何故だか非常に運が良いです。
その分、言い訳は出来ませんけどね。

さて、明日からはゴールデンウィーク。
ドイツ語だとゴルデンヴォッヘ?
これは煌めかない訳にはいきません。
という事で、今日から2泊3日の日程で
ワンダーフォーゲル部の新歓合宿に参加します。
電波が通じない可能性が非常に高いので、
明日はブログを更新出来ないかと思います。
ご了承下さい。
明後日を過ぎても更新が無かった場合は…
お察し下さい。

※「大母音推移」
   元々、英語も表記通り発音していた言語だったのだが、
   借用語が増え過ぎたりして表記と発音が乖離していった迷惑な現象。
※「Ghoti」
   英語の大母音推移を皮肉った造語。
   読み方はfishと同じく「フィッシュ」。
   または、全く発音しない。

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