大学の授業3日目。そろそろ慣れてきました。
第1時限目は相対論。
これは必修科目ではないですが、
物理学科志望の端くれとして受講してみました。
量子論よりは1年生に優しい…?
一般相対性理論は殆どやらないそうなので、
テンソルとかの知識は要らなさそうです。
1年生で相対論をやって、2年生で量子論をやろうかな?
第2時限目は数学ⅠA。
任意の正の実数に平方根が存在する事の
とっても分かり易い証明。
∀a>0, A={x∈R|x≧0, x2≦a}とする。
なお、0∈A⇒A≠φ
この時、
a≦1⇒A⊂[0,1]
a>1⇒A⊂[0,a]
なので、連続の公理よりsup Aが存在する。
そこで、b=sup A(>0)とおく。
b2<aと仮定すると、
∃ε s.t. 0≦ε≦(a-b2)/3b, b⇒b2<(b+ε)2≦a
より、b=sup Aに矛盾する。
背理法より、b2≧a…①
次に、b2>aと仮定すると、
∃ε s.t. 0≦ε≦b2-a⇒a≦b2-ε<b2
より、b=sup Aに矛盾する。
背理法より、b2≦a…②
①、②より、b2=(sup A)2=a
よって、∀a>0 ∃b>0 s.t. b2=a
※講義で全く同じ議論をしました。
これは代数学の基礎定理を使うべき命題では…
という事で、
はい、出ました、代数学・解析学!
恐らく、最初に落ちこぼれが出る教科でしょうね。
理Ⅰの人間でさえ、厳密な議論を避けて
数学ⅠB(演習中心)に逃げた人がかなり居ました。
ちなみに、大学1年生で習う教科の内、
僕が最も好きな教科こそこの解析学です。
ある一線を越えると楽しくなりますよ!
まぁ、好きと出来るは別問題ですが。
第3時限目は熱力学。
これは高校物理の延長でした。
第4時限目は空きコマ。
五月祭についての話し合いをしました。
学校祭についての話し合いには慣れてます。
多分。
結構スムーズに決まりました。
皆、話の理解が凄く早いのでとてもやり易いです。
第5時限目はドイツ語初級演習。
ドイツ語をやる人ってやはりこういう感じなのか…
今のところのドイツ語の教授が
イメージそのまま過ぎて逆に心配になります。
主に恰幅の良さが。
この教授は、グローバル化の名の下に
東大に英語がのさばっている事を危惧していました。
そうだ!英語が全てじゃない!
だからG3にだって人権はある!
授業後はワンダーフォーゲル部の新歓コンパへ。
凄く話し易い雰囲気の先輩方でした。
新入生よりも寧ろ先輩方と仲良く談笑していました。
新入生かと思って気軽に話していた相手が
大学院修士1年生の大先輩で焦った。
ワンダーフォーゲル部は良い感じですね。
自転車部との2択といったところでしょうか。
迷うな…
脚注
※「G3」
東大入試に於ける英語の成績が、
合格者の下位6割だった者が流されるクラス。
圧倒的多数派である。
数は力なり。
コメント
どれに対して言っているのか良く分からないが…
英語について言えば、G2,3でも希望者はG1と同等の講義を受ける事も出来る。