(無題)

今日は合格発表及び後期試験用の学割申請と、
東北旅行についての話し合いの為に学校に行きました。
卒業後に登校するというのは何だか負けた気分だ…
まぁ良いや。
色々紆余曲折しましたが、
宿も予約し、東北旅行の準備が遂に整いました。
最終的な参加人数は8人でした。
ところで、僕が釜石のホテルに電話した時は
10コールしても出なかったのに、
kuniが電話したら出たのは何故だ…
密かに釜石のブラックリスト入りしていたのだろうか?
東北で悪さをした覚えは無いけどな…
…いや、中部でも無いけど。

さて、不本意ながら名古屋に出て来た今日。
このまま帰るのは馬鹿らしい訳で。
思えば、旭丘への電車通学が始まった時から
いつかやろうと思っていながら、
結局今まで出来ていなかった事が2つ。
じゃあ、いつやるか?
今でしょう!
という事で、大江駅で途中下車。
乗り換えます。
今回の第1目的は大江駅から分岐する名鉄築港線。
名鉄の路線図を見た人なら
一度は気になった事があろうかと思いますが、
大江駅から1駅だけ飛び出たあの路線です。
名鉄の中で最も距離が短い路線であると同時に、
名鉄の中で最も列車の本数が少ない路線でもあります。
しかも、大江駅は定期券範囲内。
これは乗らない訳にはいかないでしょう。


大江駅の築港線専用改札。
築港線の改札は少し特殊で、
何処から乗っても、必ずこの改札で料金を払います。
なので、もう片方の駅には改札が存在しません。
途中駅が無いからこそ為せる業ですね。
兵庫にあるJR和田岬線なんかも同様のシステムです。


既に列車が停まっていました。
行き先が表示されていません。
ちょっとホラー?


車内の電光掲示板にも行き先表示は無し。
明智行きとかいう用途不明な行き先は用意してあるのに、
毎日走る築港線の行き先は用意されていないのか…(困惑)


築港線は常滑線(左側)を離れ、
大きく右にカーブしています。
さて、そろそろ発車時刻です!


17:03、発車。
沿線は極めて普通です。
ん?何かやけに速度を落とすな…


平面交差!?
あ、そう言えば何処かで聞いたような気が…


謎の路線が合流。
中々ミステリアスだな…


またしても速度を落としたと思ったら、もう終点でした。
時間にして3分足らず。
早いですね。
まぁ、1.5kmしかないので当然ですが。


終点に到着。
行き先表示の無い列車が着いた駅の名は…


東名古屋港駅でした。
ちなみに、本当に港区大江町にあるのは
大江駅(南区加福本通)ではなく、
この東名古屋港駅だったりします。


実は方向幕が掲げてあるんですけどね。


ちなみに、この先もまだ線路は続いています。
埠頭まで線路が伸びているらしいです。


これが東名古屋港駅の時刻表。
純然たる通勤路線の為、昼間は全く列車がありません。
※の印がある列車は臨時列車。
(いつ走るのかは謎。)
また、四角で囲まれた列車は
土曜日のみの運行で休日は運休。
1日あたりの本数は平日20本、土曜日12本、休日7本という
ぶっちぎりで名鉄一列車の本数が少ない駅です。
(あの蒲郡線でも平日、休日共に35本/日ある。)
しかし、利用者はかなり沢山居ました。


3分ほどで大江駅へと折り返していく列車。
帰りは歩きます。


合流していた路線。
この先には名電築港駅という貨物駅があります。
名鉄の車両はここを通って搬入され、
ここを通って廃車解体されます。
輪廻ですね。


何か枕木がゴツいな…


こちらは平面交差。
この先も名鉄築港駅です。
というか、奥の方にうっすらと見えていますね。


これは名古屋臨海鉄道の東築線という路線。
東港線を経由し、JR笠寺駅と繋がっています。
名鉄犬山線からJR高山本線への連絡線が廃止された今、
名鉄とJRを結ぶ唯一の路線です。
…多分。


跨線橋から東名古屋港駅方面を望む。
では、もう一つの目的地に向かいます。
常滑線に沿って南下。
うーん、ダウンタウン感が半端じゃない…
流石は南区と言うべきか。


着きました。
名鉄常滑線をオーバークロスするこの路線。
今回の第2目的は名古屋臨海鉄道東港線です。
学校の行き帰りにいつも見ていましたが、
唯一回として列車を見た事がありませんでした。
今日はしっかりダイヤを調べてきたのです。
東港駅16:40発の笠寺駅16:48着か。
とすると、ここを通るのは16:45ってところか…
まだ少し時間があるな。
撮影ポイントを探っておくか。
…ガタンゴトン
え?列車?
名鉄はさっき通過したばっかりなのに…
…え!?


うぉっ!
何故こんなに早く!?
まだ16:33なのに!
貨物列車というのは良く分からないな。
取り敢えず、早めに来ておいて良かった…
前を横切るのを待ってくれたおじさんに感謝。

これで、長年の望みが果たせました。
もう常滑線に未練はありません。

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